AI画像生成を活用すると、手元にある写真やイラストを、まるでカフェで提供されるラテアートのような作品に変換できます。人物の顔やアニメ風のキャラクター、オリジナルのイラストなど、さまざまな画像を参考にして、ミルクだけで描かれた芸術的な一杯を作り出せるのが魅力です。
ラテアートといえば、カフェラテの表面にハートやリーフ模様を描く技法がよく知られています。しかし、今回紹介するプロンプトでは、そうした定番の模様だけでなく、元画像の特徴を生かした人物やキャラクターの顔をラテアートとして表現します。
写真やイラストをそのままカップに貼り付けたような仕上がりではなく、元画像の情報を整理し、ラテアートに適した形へと抽象化するのがポイントです。色の情報を取り除き、ミルクの白い模様だけで目や鼻、口などの特徴を表現することで、飲み物としてのリアルさと芸術作品のような雰囲気を両立させます。
さらに、カップやテーブル、小さなミルクのカップまでリアルに描写することで、実際のカフェで撮影した写真のような一枚を目指します。
今回使うプロンプト
今回使用するのは、元画像を参考にしながら、ミルクだけで構成されたラテアートを生成するためのプロンプトです。人物の場合は顔を中心に再現し、表情を勝手に変更しないように指定します。
そのため、今回のプロンプトではまず、元となる画像を用意します。次に下記プロンプトを入力します。また、今回はNano Banana 2.1を使用します。
Create latte art using the original image. If the original image is a person, use only the head as a reference. Whether the original image is anime-style or realistic, simplify it to a certain extent before turning it into latte art. When doing so, be sure to remove all color information from the original image. Simplify and abstract appropriately. Discard the color information of the original image. Use only milk in the latte art. Make the table and macchiato photorealistic. Serve a small cup of milk next to the macchiato. The latte art is clearly visible from a top-down perspective. When drawing a person, make sure to draw the eyes, nose, and mouth properly. Do not change the expression on your own.



左が元の画像
右が変換後の画像だよ
きれいなラテアートが完成したね

確かにきれいなも。
飲むのがもったいなく感じるなも。
プロンプトの重要なポイント
このプロンプトの特徴は、元画像の特徴を残しながら、ラテアートとして成立するように情報を整理することです。
最初の「Create latte art using the original image.」という指示によって、アップロードした画像を参考にしたラテアートの生成を目指します。元画像の内容を完全にそのまま再現するのではなく、飲み物の表面に描かれた模様として表現することが重要です。
人物の画像を使用する場合は、頭部だけを参考にするように指定されています。そのため、全身のポーズや背景などに引っ張られにくくなり、顔の特徴を中心としたデザインに仕上げやすくなります。お気に入りの人物写真やキャラクターのイラストを使いたい場合にも、試してみる価値がある指示です。
また、元画像がアニメ風であってもリアルな写真であっても、適度に簡略化してからラテアートに変換するように求めています。細かな髪の毛や複雑な陰影をすべて再現しようとすると、ミルクで描かれた模様として不自然になる可能性があります。そこで、重要な輪郭や顔のパーツを残しつつ、細部を整理することで、ラテアートらしい表現を目指します。
特に重要なのが、元画像の色の情報を取り除くという指示です。元画像がカラフルなイラストであっても、その色を直接再現するのではなく、ミルクの白い模様とコーヒーの色とのコントラストで表現します。これにより、色付きのイラストを貼り付けたような見た目ではなく、実際にミルクで描かれた作品らしい仕上がりを狙えます。
人物の表情や顔の特徴を大切にする
人物やキャラクターをラテアートに変換する際、特に気を付けたいのが顔の表現です。
顔を扱う画像生成では、目の形や口元、眉の角度などが少し変わるだけでも、元画像とは異なる印象になることがあります。今回のプロンプトでは、目、鼻、口を適切に描き、表情の変更を抑えるよう指定しています
例えば、元画像の人物が穏やかに微笑んでいる場合は、その雰囲気を維持したラテアートを目指します。アニメキャラクターであれば、目の大きさや顔の輪郭、口元など、本人らしさにつながる要素を意識することが大切です。
ただし、ラテアートは細かな線や色を自由に使えるイラストとは異なります。そのため、元画像のすべての細部を完全に再現できるとは限りません。複雑な髪型や装飾の多いキャラクターでは、特徴を残しながら簡略化することが必要になります。
仕上がりが元画像と大きく異なる場合は、顔の特徴をより重視するように指示を調整してみましょう。例えば、目の形、髪のシルエット、輪郭など、特に残したい部分を具体的に伝えると、意図に近づけやすくなります。

リアルなカフェの雰囲気を演出する
今回のプロンプトでは、ラテアートそのものだけでなく、マキアートやテーブルも写実的に描写するように指定しています。
ここで重要なのは、ラテアートのデザインと周囲の風景を区別することです。ラテアートはミルクだけで表現し、カップやテーブルなどは実物の写真のような質感に仕上げることを目指します。
カップの中に描かれた模様が芸術的であっても、カップやテーブルが不自然なイラスト調になってしまうと、全体のリアリティーが損なわれてしまいます。周囲の小物や素材感まで丁寧に描写することで、カフェで実際に提供された特別な一杯のような雰囲気を演出できます。
さらに、マキアートの横には小さなミルクのカップを添えるように指示されています。この小物が加わることで、単なるラテアートの接写ではなく、カフェのテーブルに置かれた飲み物を撮影したような構図になります。
小物を配置する場合は、主役であるラテアートを邪魔しないことも重要です。カップやミルクの存在感を適度に抑え、視線が自然と飲み物の表面に向かうようなバランスを目指しましょう。
真上からの構図でラテアートを見せる
ラテアートの模様をはっきり見せるためには、カメラの角度も重要です。
今回のプロンプトでは、ラテアートが真上から明確に見える構図を指定しています。斜め方向から撮影した構図では、カップの縁や液面の角度によって模様が見えにくくなることがあります。一方、真上からの視点であれば、顔やキャラクターの輪郭を画面内で把握しやすくなります。
特に人物の顔を表現する場合は、目や鼻、口の配置が分かりやすいことが大切です。正面から顔を見るような感覚でラテアートを確認できる構図にすることで、作品の特徴が伝わりやすくなります。
また、カップの形状やテーブルの質感、小さなミルクのカップなども、全体の構図を構成する要素です。主役となるラテアートを中心に配置し、周囲の要素が自然に収まるようにすることで、見栄えのよい作品を目指せます。

実際に画像を生成するときの手順
画像生成を始めるときは、まずラテアートに変換したい写真やイラストを用意します。人物であれば顔の特徴が分かりやすい画像、キャラクターであれば輪郭や目などの特徴がはっきりした画像を選ぶとよいでしょう。
次に、画像を生成できるAIツールに元画像をアップロードし、今回のプロンプトを入力します。プロンプトは英語のまま使用できます。生成された画像を確認し、顔の特徴や表情、ラテアートの質感、カップの配置などが意図に合っているかをチェックします。
一度で理想の結果が得られない場合は、気になる部分を具体的に伝えて再生成してみましょう。顔が簡略化されすぎている場合は、目や鼻、口の形をより明確にするように指示します。反対に、模様が細かく複雑になりすぎている場合は、細部を減らし、シンプルなミルクの模様にまとめるように調整するとよいでしょう。
背景や小物が目立ちすぎる場合は、ラテアートを画面の中心に配置し、周囲の要素を控えめにするように伝える方法もあります。少しずつ条件を変えながら生成を繰り返すことで、自分のイメージに近い一枚を探していけます。
さまざまな画像で楽しめるラテアート変換
このプロンプトは、人物写真だけでなく、アニメ風のキャラクターやオリジナルイラストなどにも応用できます。
例えば、ペットの写真を参考にして顔の模様をラテアートにしたり、自作キャラクターの特徴をミルクの白い線で表現したりする楽しみ方が考えられます。元画像の色がなくなっても、輪郭や目の形などが残っていれば、元の被写体らしさを感じられる作品になる可能性があります。
また、同じ画像を使って何度か生成し、表現の違いを比較するのもおすすめです。模様をシンプルにしたものや、顔の特徴を強調したものなど、指示を少し変えるだけでも異なる仕上がりが期待できます。
生成した画像は、ブログ記事の挿絵やSNSへの投稿、作品のアイデア出しなどにも活用できます。ただし、画像の公開や商用利用を考えている場合は、元画像の著作権や肖像権、利用規約などを確認しておきましょう。

まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、画像を芸術的なラテアートに変換するプロンプトを紹介しました。このプロンプトは、元となる画像を用意し、プロンプトを入力することで、芸術的なラテアート風の画像を生成できます。組み合わせ次第では、とても面白いラテアートが見れるかもしれませんね。皆様もぜひ、このプロンプトを使って、ラテアートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
引用元:https://x.com/AI_Kei75/status/1967459109286171046?s=20
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