AI画像生成を使っていると、「食事を楽しんでいる人物を、自然な写真のように表現したい」と思うことがあります。
人物の表情や服装だけでなく、食べ物や飲み物、周囲の景色まで細かく指定すると、ひとつの場面を切り取ったような画像を作りやすくなります。
今回は、女性が美しい山頂の展望台でビリヤニを食べているシーンを題材にしたプロンプトを紹介します。
今回取り上げるのは、Xで公開されているAI画像生成の作例をもとにしたアイデアです。人物を中心にしながら、料理や飲み物、背景の景色までひとつの画面にまとめることで、単なる人物写真とは違った「ストーリーを感じる一枚」を狙える構成になっています。
特に面白いのが、人物だけを指定するのではなく、何を食べているのか、どこに座っているのか、テーブルの上に何が置かれているのかまで具体的に設定しているところです。
こうした要素を組み合わせることで、AIに女性の画像だけを作らせるのではなく、「山頂の展望台で食事をしている場面」としてイメージを伝えられます。

食事と景色を一緒に描くと楽しそうなもね!
今回使うAIはNanoBanana2
今回の画像生成には、Googleの画像生成モデル Nano Banana 2 を使います。
Nano Banana 2は、Googleが2026年2月に発表した画像生成・編集モデルです。Googleによると、高速な生成性能と高い画像品質を組み合わせ、複雑な指示にも対応しやすくなっています。
人物の一貫性や細かな指示への追従、フォトリアルな画像表現などが強化されているため、今回のように「人物」「料理」「飲み物」「背景」といった複数の要素を組み合わせる画像生成とも相性のよいモデルです。
また、Nano Banana 2では画像内の文字をより正確に扱えるようになったほか、さまざまなアスペクト比や解像度にも対応しています。画像を作って終わりではなく、生成結果を見ながら内容を調整していく使い方にも向いています。
Nano Banana 2を使った画像生成を試すなら、GoogleのGeminiから始める方法があります。Geminiではテキストによる指示だけでなく、画像を使った生成や編集にも対応しており、参照画像を活用した制作にも利用できます。
今回のようなプロンプトでは、まず参照写真を用意し、そのうえで「どのような場所にいるのか」「何をしているのか」「どんな服装なのか」「テーブルには何があるのか」といった要素を順番に整理して伝えると、完成イメージを考えやすくなります。
一度で理想どおりにならなくても、生成結果を確認してから、背景や料理の見え方、人物のポーズなどを少しずつ調整していくとよいでしょう。
なお、GeminiやNano Banana 2の利用条件や提供状況は変更される可能性があります。実際に利用する際は、その時点で表示されるサービス内容も確認しておくと安心です。

まずは写真と文章を用意すればいいだもね!
プロンプトを使って画像を作ってみよう
*参照写真と同じ顔を持つハンサムな若い女性。美しい山頂の展望台にあるモダンな屋外テーブルに快適に座り、全身ショット。スタイリッシュな黒のシャルワ・カミーズを着用し、美味しいチキン・ビリヤニの一皿を食べながら自然に微笑んでいる。木製のテーブルには冷たい Sting エナジードリンクとミネラルウォーターのボトルが整然と置かれている。
顔の変更なし 100%
ここからは、今回紹介するプロンプトの内容を見ていきましょう。
このプロンプトでは、参照写真をもとにした人物を中心として、山頂の展望台で食事を楽しんでいる場面が指定されています。人物の顔だけではなく、服装や表情、座っている場所、食べている料理まで具体的に書かれているのがポイントです。
さらに、木製のテーブルの上に置かれた飲み物や水まで指定することで、食事をしているシーン全体をイメージしやすくしています。
人物の雰囲気を細かく決めてみる
まず注目したいのが、参照写真と同じ顔を持つ人物として指定しているところです。人物画像をもとに別のシチュエーションを作りたい場合、参照画像を用意して、その人物をどのような場面に登場させたいのかを具体的に伝えることが重要になります。
今回のプロンプトでは、若い女性という人物像に加えて、ハンサムな雰囲気や自然な笑顔も指定されています。こうした表現を組み合わせることで、単に女性とだけ指示するよりも、目指している人物像を伝えやすくなります。
また、全身ショットと指定されているため、顔だけを大きく写すポートレートではなく、服装や座っている姿まで含めた構図を狙っています。

全身を入れると服装まで楽しめるなも!
料理と小物で場面を豊かに
今回の画像では、人物がチキン・ビリヤニを食べていることも重要な要素です。ビリヤニは、米と肉などをスパイスとともに調理する南アジアなどで親しまれている料理で、見た目にも特徴があります。
人物が料理を食べているという動作を指定することで、ただ料理を前に座っているだけではなく、食事を楽しんでいる瞬間を表現できます。
さらに、テーブルの上にはエナジードリンクとミネラルウォーターのボトルを配置するよう指定されています。このように、メインとなる人物以外の小物まで具体的に設定すると、画像の中に情報量が増え、ひとつの場面としてまとまりやすくなります。
ただし、商品名やラベルなどを画像に入れたい場合は、AIが文字を正確に再現できるとは限りません。特定の商品を想定していても、実際の生成画像ではロゴや文字が変化することがあります。

料理や小物まであると場面が伝わるだも!
山頂の景色を背景にしてみよう
人物が座っている場所として指定されているのが、美しい山頂の展望台です。これによって、室内のレストランなどではなく、開放感のある屋外で食事をしているシーンになります。
さらに、モダンな屋外テーブルという要素も加えられているため、自然の中に現代的な設備がある雰囲気を作っています。
背景を指定するときは、山や展望台のように場所だけを書く方法もありますが、今回のように「美しい山頂の展望台」など、雰囲気まで含めて伝えると、目指すイメージを考えやすくなります。
ただし、背景を細かく指定しすぎると、人物や料理などのメイン要素とのバランスが変わる場合があります。生成結果を確認しながら、必要な部分だけ追加・修正していくのがおすすめです。

背景は人物とのバランスも大事なもな~!
参照写真を活かして調整しよう
今回のプロンプトは参照写真を使用することを前提としているため、元になる写真選びも大切です。人物の顔がはっきり確認でき、被写体が大きく写っている写真ほど、参照画像として扱いやすいでしょう。
一方で、「顔の変更なし 100%」といった強い表現を指定しても、生成AIが元画像を完全に同一の状態で再現することを保証するものではありません。髪型や表情、光の当たり方などによって、見た目が変化する可能性があります。
そのため、最初の生成結果だけで判断せず、顔の雰囲気や服装、構図などを確認しながら調整していくとよいでしょう。
たとえば、料理が目立ちすぎる場合は人物をより強調する指示を追加したり、山の景色が弱い場合は背景の見え方を調整したりできます。少しずつ指示を変更することで、自分のイメージに近づけていけます。

少しずつ直すと理想に近づけやすいだもー!
いろいろな食事シーンに応用してみよう
今回のプロンプトの考え方は、ビリヤニ以外の食事シーンにも応用できます。
たとえば、カフェでコーヒーを飲んでいる場面や、海辺でランチを楽しんでいる場面、旅行先のレストランで食事をしている場面などにも置き換えられます。
変更するときは、料理だけを入れ替えるのではなく、場所やテーブル、飲み物、人物の表情なども合わせて考えると、シーン全体に統一感を出しやすくなります。
自分だけの食事シーンを楽しもう
今回のようなプロンプトは、参照写真と組み合わせることで、同じ人物をさまざまな場所やシチュエーションに登場させるアイデアとして楽しめます。
山頂という舞台を街中や海辺に変更したり、ビリヤニを好きな料理に変更したりするだけでも、雰囲気は大きく変わります。
まずは今回のプロンプトをベースにして、人物・料理・場所・小物の4つを少しずつ変更してみると、自分好みの画像を作りやすくなるでしょう。


好きな料理に変えるのも面白そうなも!
まとめ
今回は、女性が山頂の展望台でビリヤニを食べているシーンを生成するプロンプトを紹介しました。
人物の顔や服装だけでなく、料理、飲み物、テーブル、背景まで具体的に指定することで、食事を楽しんでいるひとつの場面として画像を組み立てています。
Nano Banana 2を使えば、参照画像を活用しながら、こうした具体的なシチュエーションの画像生成や編集を試すことができます。
一度で完璧な画像を作ろうとせず、生成結果を確認しながら少しずつプロンプトを調整して、自分だけの食事シーンを楽しんでみてください。

いろんな料理で試してみたいだも~!
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