AIで画像を作っていると、「現実には存在しないような世界」を、まるで映画のワンシーンのように表現してみたくなることがあります。
特にサイバーパンクのような世界観は、暗い都市や無機質な機械、鮮やかなネオンなど、さまざまな要素を組み合わせることで独特の雰囲気を作り出せます。
今回紹介するのは、Xで公開されている投稿を元ネタとして取り上げた、サイバーパンク風のデジタルイラストを作るためのプロンプトです。

暗い未来都市ってワクワクするなも!
今回のプロンプトでは、閉塞感のある「産業用の回廊」を舞台に、サーバーやケーブルといった機械的な要素を配置します。
そこへ、鮮やかなオレンジ色の液体が激しく飛び散るという、少し不思議でインパクトのある演出を加えています。
全体はグレーやブルーを中心とした寒色系でまとめながら、オレンジを強いアクセントとして使う構成です。暗い背景の中に明るい色が入ることで、視線を引きつける印象的な画面を作りやすくなります。
単純に「サイバーパンクな画像を作って」とお願いするだけではなく、場所・登場人物・色・光・質感・雰囲気などを具体的に指定しているところが、このプロンプトのポイントです。
元ネタの投稿では、こうした複数の要素を組み合わせることで、SF映画やゲームのコンセプトアートを思わせるようなビジュアルを狙っています。

色の組み合わせが印象を作るんだも!
今回使うAIはNanoBanana2
今回このプロンプトを試すAIとして使用するのは、Googleの画像生成モデル Nano Banana 2 です。
Nano Banana 2は、2026年2月にGoogleが発表した画像生成モデルです。Googleによると、Nano Banana Proの高度な機能と、Gemini Flash系の高速性を組み合わせたモデルです。
画像生成だけでなく、画像の編集にも対応しており、Googleは「複雑な指示への対応力」や、鮮やかなライティング、豊かなテクスチャ、細かなディテールなどを特徴として紹介しています。
今回のように、場所や人物、色、雰囲気など複数の要素を組み合わせる場合でも、ひとつの文章としてまとめて指示できます。
また、Nano Banana 2はテキストから画像を生成するだけでなく、画像をもとにした編集にも対応しています。まず画像を作り、そこから内容を調整していく使い方もできます。

細かい世界観を試すのに向いてそうなも!
サイバーパンク風イラストのプロンプトを使ってみよう
サイバーパンクの美学を取り入れた、高精細でシネマティックなデジタルイラスト。モデルは閉塞感のある産業用回廊に立ち、壁に取り付けられたサーバーとケーブルのパネルに向かっています。技術的なパネルからは、高密度で爆発的に広がる鮮やかなオレンジ色の液体が激しく飛び散り、周囲に拡散しています。若い女性がその塊に軽く手を触れています。カラーパレットは寒色かつ暗く、グレーとブルーが支配的であり、オレンジとの対比によって劇的でハイコントラストな効果を創り出しています。この画像は、高品質でシュール、かつ不気味なサイバーパンクの世界観を喚起します。
ここからは、今回紹介するプロンプトを実際に使ってみるときのポイントを見ていきましょう。
今回のプロンプトは、単に「サイバーパンク風」と指定するだけではなく、どんな場所で、誰が、何をしていて、どんな色や雰囲気なのかまで細かく説明しています。

細かな指定が世界観を作るポイントだも!
まずは舞台となる場所を決めよう
画像を作るときは、最初に「どこで起きている場面なのか」を考えてみると分かりやすくなります。
今回のプロンプトでは、閉塞感のある産業用回廊を舞台にしています。さらに、壁にはサーバーやケーブルのパネルが設置されているという設定です。
このように背景を具体的に指定すると、ただ暗い場所を描くのではなく、「何のための空間なのか」までイメージしやすくなります。
サイバーパンクといっても、ネオン街や巨大都市だけが舞台とは限りません。今回のような工業施設や研究施設を舞台にすることで、少し違ったSF感を出すこともできます。

舞台を変えるだけでも印象が変わるなも!
色の組み合わせを意識してみる
今回の画像で特に目を引くのが、寒色系の背景と鮮やかなオレンジ色の組み合わせです。
背景をグレーやブルーなどの暗い色でまとめることで、全体に冷たく無機質な印象を与えています。
そこにオレンジ色の液体を配置することで、画面の中に強いアクセントが生まれます。
これはプロンプトを自分でアレンジするときにも使いやすい考え方です。たとえばアクセントカラーを赤や黄色、緑などに変更すれば、同じ構図でも違った雰囲気を試せます。
ただし、色をたくさん指定しすぎると全体のまとまりが弱くなることもあります。まずは「ベースカラー」と「アクセントカラー」の2つを考えてみるとよいでしょう。

色は絞ると画面がまとまりやすいんだも!
人物には「動き」を加えてみよう
人物を登場させる場合は、服装や髪型だけでなく、その人物が何をしているのかまで指定すると、シーンらしさを出しやすくなります。
今回のプロンプトでは、若い女性がオレンジ色の液体に軽く触れているという動作を設定しています。
こうした小さな動作が入ることで、「そこに人物が立っている」だけではなく、「何かが起きている場面」という印象になります。
自分でアレンジするときは、「装置を確認している」「光を見つめている」「何かから逃げている」など、場面に合った動きを加えてみるのも面白いでしょう。

人物の行動まで考えると楽しいなも!
映画のワンシーンを意識してみよう
今回のプロンプトでは、高精細でシネマティックなデジタルイラストという方向性も指定されています。
ここで大切なのは、単に高画質な画像を求めるだけではなく、「どんな場面を見せたいのか」を意識することです。
たとえば、人物を画面の中央に置くのか、少し横に寄せるのか。背景を大きく見せるのか、人物をアップにするのか。それだけでも画像の印象は変わります。
サイバーパンクの世界観を作るなら、ゲームのコンセプトアートやSF映画の一場面を思い浮かべながら、カメラがどこにあるのかを考えてみるのもおすすめです。

カメラ位置を考えると迫力が出るんだも!
気になるところは何度か調整してみよう
画像生成では、一度で完全にイメージどおりの結果になるとは限りません。
人物の位置が少し違ったり、液体の広がり方が変わったり、背景の機械が想像より目立ったりすることもあります。
そんなときは、プロンプト全体を書き直すのではなく、気になる部分だけを具体的に変更してみるのがおすすめです。
たとえば「人物を少し右側に配置する」「オレンジ色の液体をもっと強調する」「背景をさらに暗くする」といった具合です。
少しずつ調整していくことで、自分が作りたいサイバーパンクの世界に近づけていけます。


少しずつ変えるのがコツなも✨
まとめ
今回は、サイバーパンク風のデジタルイラストを作るためのプロンプトを紹介しました。
ポイントは、単に「サイバーパンク風」と指定するのではなく、「舞台」「人物」「動作」「色」「雰囲気」などを具体的に組み合わせることです。
特に、グレーやブルーを中心とした寒色系の空間に、鮮やかなオレンジをアクセントとして加えることで、コントラストの強い印象的な画面を狙っています。
Nano Banana 2を使えば、こうした世界観を文章から画像として表現することができます。まずは今回のプロンプトを参考にして、自分ならどんな場所や人物を登場させたいか考えてみてください。
「未来都市」「研究施設」「地下工場」など、舞台を変えるだけでも新しいサイバーパンクの世界を作れます。色や人物の動きも変更しながら、自分好みの一枚を探してみるのも楽しそうです。

自分だけの未来世界を作ってみるんだも!
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