AIで画像を作っていると、「街の中に広告まで組み込まれた、映画のワンシーンのような画像」を作ってみたくなることがあります。
今回ご紹介するのは、Xで見かけた渋谷のスクランブル交差点を舞台にしたサッカー少女のビルボード風ビジュアルを作るプロンプトです。
このプロンプトの面白いところは、単にサッカーをしている少女を描くだけではないことです。
渋谷の街並みを背景にしながら、周囲のビルにその少女自身をテーマにした広告やポスターを大量に配置することで、まるで本当に街全体で彼女を応援しているような世界を作り上げています。
さらに、カラー写真とモノクロ写真を組み合わせたり、日本語と英語のメッセージを配置したりすることで、「ひとりの選手の物語」まで感じられるビジュアルに仕上げる構成になっています。

街全体が応援してるみたいなも!
使うAIはNanoBanana2
今回使うAIは Nano Banana 2 です。
Nano Banana 2は、GoogleのGeminiで利用できる画像生成・編集モデルです。テキストで指示するだけでなく、画像をもとにした生成や編集にも活用できます。
今回のように、人物だけでなく背景・看板・広告・文字・街の雰囲気までまとめて指定する画像とは相性のよいタイプのAIといえます。
特にこのプロンプトでは、少女を画面の中心に置くだけでなく、その周囲にあるビルボードまで「ひとつのキャンペーン」として設計しているのがポイントです。
そのため、ひとつひとつの広告をバラバラに考えるのではなく、同じ人物の物語を伝える広告群としてまとめて指示しています。
GoogleもNano Banana 2について、Geminiでの画像生成や編集に活用できる機能として紹介しており、画像をより具体的な指示で作り込んでいく用途に利用されています。

広告までまとめて作れるのが面白いだも!
渋谷の街を舞台にするプロンプト
東京・渋谷のスクランブル交差点を自信満々に歩く若いアジア人少女の、超リアルな広角写真。彼女は背番号10が入った青と白のサッカーユニフォームとショーツを着用し、肩には黒いスポーツバッグをかけ、右腕の下には使い込まれたサッカーボールを抱えている。髪はポニーテールにまとめられ、表情には決意が滲んでいる。
彼女を取り巻く建物には、この少女のサッカー人生に捧げられた一貫性のあるキャンペーン広告として、巨大な多階層デジタルビルボードやポスターが貼られている。ビルボードには様々な画像が表示されている。顔のクローズアップ(笑顔のものもあれば真剣なものもある)、サッカーをしているアクションショット、そして日本語と英語両方のモチベーションテキストなどだ。
ビルボード上の主要な視覚要素には以下が含まれる:
– 「努力」や「感謝」といった大きなオレンジ色の筆文字スタイルの漢字。
– 「もっと強くなれる。」や「負けない。」といった白い手書き風スタイルの日本語テキスト。
– 「FOOTBALL CHANGES MY LIFE」、「PLAY HARDER DREAM BIGGER」、「SMALL STEPS BIG FUTURE」といった英語フレーズ。
– 「TEAM FRIENDS COACH FAMILY FOOTBALL ME」という単語リスト。
– 複数のパネルにわたって大きくスタイリッシュな書体で書かれた彼女の名前「Megumi」。
– 鮮やかなカラー写真とモノクロ写真の混在。
背景には、「SHIBUYA」サインが街路レベルで見える象徴的な曲線ガラス建築の渋谷があり、TSUTAYAなどの他の認識可能な店舗も見える。周囲の人々はぼかされており、彼女が中心の被写体であることを強調している。照明は明るい日中で、濡れた舗装面にリアルな影と反射を投げかけている。
ここからは、今回のプロンプトがどのように組み立てられているのかを見ていきましょう。
まず大きな軸になっているのが、「渋谷の街を歩くサッカー少女」という設定です。
サッカーユニフォームや背番号、スポーツバッグ、サッカーボールなどを細かく指定することで、少女がサッカー選手として活動している人物だと見ただけで伝わるようにしています。
さらに、ポニーテールや決意を感じさせる表情まで指定されているため、単なる街中の人物ではなく、これから何かに挑戦しようとしているようなストーリー性も感じられます。
背景には渋谷のスクランブル交差点や街の建物、店舗などを入れ、周囲の人々はぼかすことで、「都会の雑踏の中でも少女が主役」という構図を作っています。

主役をしっかり目立たせるなも!
ビルボードで物語を広げよう
そして、このプロンプトでもっとも特徴的なのが、少女の周囲に配置される巨大なデジタルビルボードやポスターです。
ここでは、少女の顔のクローズアップ、サッカーをしているアクションショット、モノクロ写真など、複数のビジュアルを広告として組み込むように指定しています。
これによって、街の中に突然ポスターが並んでいるのではなく、「この少女のために展開されている広告キャンペーン」のような統一感を出しています。
さらに「努力」や「感謝」といった漢字、「もっと強くなれる。」などの日本語、そして英語のモチベーションメッセージを組み合わせることで、スポーツ選手らしい熱量も加えています。
少女の名前として「Megumi」を複数のパネルに大きく配置する指定もあり、広告全体をひとつのブランドのように見せる工夫になっています。

広告もひとつの物語になるだも!
写真と文字を組み合わせる
このプロンプトでは、写真だけでなく文字のデザインまで細かく指定しているのもポイントです。
大きなオレンジ色の筆文字、白い手書き風の日本語、英語のキャッチコピーなど、異なる種類の文字を使い分けることで、ビルボードに変化をつけています。
特に「FOOTBALL CHANGES MY LIFE」や「PLAY HARDER DREAM BIGGER」のようなフレーズを入れることで、単なる街頭広告ではなく、スポーツブランドのキャンペーンポスターらしい雰囲気を狙っています。
また、鮮やかなカラー写真とモノクロ写真を混在させる指定によって、画面全体が単調にならないようにしています。
画像生成では、人物や背景だけを指定することもできますが、このように文字・写真・レイアウトまでひとつのデザインとして考えると、完成イメージをより具体的に伝えやすくなります。
プロンプトを使うときのコツ
今回のプロンプトを使うときは、すべてを一度に覚える必要はありません。
まずは「人物」「街」「ビルボード」「文字」「写真表現」という大きな要素に分けて考えると、長いプロンプトでも内容を把握しやすくなります。
- 人物:誰が、どこで、何をしているのか
- 街:どんな場所を背景にするのか
- ビルボード:何を広告として表示するのか
- 文字:どんな言葉や書体を使うのか
- 写真表現:色や光、被写界深度をどうするのか
このように役割ごとに整理すると、自分の好きなテーマへ置き換えるときにも応用しやすくなります。
たとえばサッカー少女ではなく、バスケットボール選手やダンサー、ミュージシャンなどに変更して、街全体をその人物のキャンペーン広告で埋め尽くす、といったアレンジも考えられます。


好きなテーマに変えて遊べるなも!
まとめ
今回は、渋谷の街を舞台に、サッカー少女と彼女をテーマにしたビルボードを組み合わせるプロンプトをご紹介しました。
このプロンプトの魅力は、人物だけをリアルに描くのではなく、周囲の広告や街並みまで含めてひとつの世界として設計しているところです。
少女の服装や表情、サッカーボールなどの人物設定に加えて、ビルボードの写真や文字、渋谷の街並み、光や濡れた路面まで細かく指定することで、ひとつの広告キャンペーンのようなビジュアルを狙っています。
Nano Banana 2を使って画像生成を楽しんでいる方は、ぜひこうした「人物+背景+デザイン」の組み合わせにも挑戦してみてください。
自分のオリジナルキャラクターや好きなテーマに置き換えてみると、また違った世界観のビルボードを作ることもできそうです。

自分だけの広告を作ってみるだも!
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