話題のぐちゃぐちゃMS Paint風画像を作る方法をやさしく解説
SNSを見ていると、
「え、これAIで作ったの?」と思うような、
びっくりするほど下手なのに、なぜか可愛い画像を見かけることがあります。
線はガタガタ。形は崩れている。でも、なぜか妙に味がある。
最近じわじわ流行っているのが、
AIにわざと下手くそに描かせる落書き化プロンプトです。
普通、AI画像生成といえば
「高精細」「美麗」「リアル」「神作画」を目指すものですが、
この遊び方はその真逆。
あえて崩す。
あえて下手にする。
あえて情けなくする。
そんな逆転の発想で生まれたのが、
今回ご紹介する「下手すぎるのに可愛い?どこかおかしいAI落書き化プロンプト」です。
この記事では、実際に使われているプロンプトをもとに、
- なぜこのプロンプトで下手になるのか
- どこが面白さを生んでいるのか
- より味のある下手さを出すコツ
を、やさしく解説していきます。

今回は“なぜ下手に見えるのか”から“味のある崩し方”までやさしく解説していくなも!
そもそもこのプロンプトは何が面白いの?

まず前提として、このプロンプトの魅力は「失敗感」にあります。
普通のAI画像は、
- 綺麗で
- 整っていて
- 上手で
- 破綻が少ない
ことを目指します。
ですがこの落書き化プロンプトは、
その上手さを意図的に壊すためのものです。
つまり、
「AIの完璧さを崩して、人間の雑さを再現する」
という遊び方なんです。
これが想像以上に面白く、
完成した画像には、
- なんかズレてる
- ちょっと似てる
- でも絶妙に変
- なのに愛着が湧く
という、不思議な魅力が生まれます。

人間の雑さを再現することで、
なんかズレてる・ちょっと似てる・でも変っていう絶妙な味が生まれるなも~

しかもそれが、なぜか可愛く見えるなもね…!
プロンプト全体を見てみよう
今回実際に使用するプロンプトはこちらです。
添付された画像を、可能な限り最も下手くそで、ぐちゃぐちゃな落書き調で、完全に情けない感じで描き直してください。
白い背景を使って、MS Paintでマウスを使って描いたような見た目にしてください。
なんとなく似せつつも本当は似てなくて、なんとなく合ってるけど混乱させるようなぎこちないずれ方で、
あの低品質なピクセルごとの感じを強調して、本当に馬鹿みたいに下手臭さを際立たせてください。
いや、待てよ、まあいいや、どう描いてもいいから。
このプロンプト、
一見ふざけているように見えますが、
実はかなり理にかなっています。

一見ネタっぽいけど、実は“下手さを設計した”かなり優秀なプロンプトなんなも
画像生成するには?
ChatGPTを使うにはこちら→https://chatgpt.com/ja-JP/

赤い印の「さらに表示」を選択して、「画像」を選択してください。その後にプロンプトを入力してください。
ポイント①「下手くそ」を徹底的に強調する
最初の部分では、
最も下手くそで
ぐちゃぐちゃな
完全に情けない感じ
と、かなり強い表現で下手さを指定しています。
AIは基本的に
綺麗にしようとする性質があるため、
中途半端な「ラフ」「雑」程度では、
意外と上手く描いてしまいます。
そこで重要なのが、遠慮なく誇張することです。
少し強すぎるくらいでちょうど良く、
このくらい言って初めて本気で下手になります。

たしかに、“雑”って言っても普通に上手いことあるなも…!

こういう系は“少し強すぎるかな?”くらいがちょうどいいなも
ポイント②「MS Paint感」を指定する
次に大切なのが、
MS Paintでマウスを使って描いたような見た目
という部分です。
これによってAIは、
- ガタガタした線
- ぎこちない曲線
- 不自然な塗り
- 雑な輪郭
を連想しやすくなります。
単に「下手」だけだと
手描きラフスケッチ風になることがありますが、
MS Paint+マウス描きまで指定することで、
あの独特の味が出やすくなります。

下手だけじゃなく、どう下手かまで指定するのがポイントなも
ポイント③「似てるけど似てない」を作る
このプロンプトの面白さを支えているのが、
なんとなく似せつつも本当は似てなくて
という指示です。
ここがあることで、
ただ崩れた絵ではなく、
「元画像を頑張って真似した感」
が生まれます。
この絶妙な惜しさがあるからこそ、
- 面白い
- 愛おしい
- じわじわくる
という仕上がりになります。

絶妙な惜しさがあるから、
面白い・愛おしい・じわじわくる、になるなも
ポイント④ 最後の一文が効いている
地味に重要なのが最後の、
いや、待てよ、まあいいや、どう描いてもいいから。
この一文です。
これは技術的な指定というより、空気感の演出です。
AIは文脈やトーンからも雰囲気を読み取るため、
こうした投げやりさを入れることで、
- 雑さ
- 適当感
- 脱力感
がより強まることがあります。
この一文があるだけで、
プロンプト全体にネタ感が出るのも面白いポイントです。

下手さだけじゃなく、描いた人のやる気のなさまで演出してるなもね!
実際に使うときのコツ
1. 元画像は情報量が多いほど面白い
人物、動物、複雑な構図など、
情報量が多い画像ほど崩れ方が面白くなります。
2. 完璧な画像ほどギャップが映える
元が綺麗なイラスト・写真ほど、崩したときの落差が大きくなります。
3. 何回か生成して選ぶ
この系統は事故が魅力なので、
一発で狙うよりも複数生成して、
- 一番変なやつ
- 一番惜しいやつ
- 一番情けないやつ
を選ぶのがおすすめです。

惜しい・変・情けないのベストバランスを探すのが楽しいなも
今回使用した元画像↓

画像完成!


私たちおかしくなってるなも!?

どこか可愛さもあるなも!
応用アレンジもおすすめ
このプロンプトは少し調整するだけで、
いろいろな派生ができます。
もっと雑にしたい場合
- 「kindergarten doodle style」
- 「extremely crude drawing」
- 「bad anatomy」
などを追加。
子どもの落書き風にしたい場合
- 「drawn by a child」
- 「elementary school doodle」
を追加。
メモ帳の落書き風にしたい場合
- 「notebook paper background」
- 「pen doodle」
なども相性が良いです。

自分なりにアレンジしてみるなも!
このプロンプトの本質は「上手さの逆利用」
この遊び方の面白いところは、
AIの高性能さを逆方向に使っている点です。
普通なら、
「どうすればもっと綺麗になるか」
を考えます。
でもこのプロンプトでは、
「どうすればもっとダメになるか」
を考える。
この発想の転換こそが、AI遊びの面白さのひとつです。

なんだかくせになってきたなも
まとめ
「下手さ」も、立派なひとつの表現!
そこには、次の3つの魅力があります。
- 完璧をあえて崩すおもしろさ
- 失敗そのものを楽しむ発想
- 不格好だからこそ生まれる愛着
綺麗な画像を作るだけが、AIの楽しみ方ではありません。
むしろ、あえて崩すことで生まれる魅力もあります。
ぜひ一度、お気に入りの画像で試してみてください。
きっと、
「なんでこんなに下手なのに可愛いんだ……」
と思える、不思議な一枚が生まれるはずです。


