スマホで撮った何気ない写真も、少し加工の方向性を変えるだけで、ぐっと印象が変わりますよね。
今回ご紹介したいのは、「1枚の写真をヴィンテージな思い出カードのように仕上げる」ためのプロンプトです。
このプロンプトの面白いところは、写真をただフィルターで加工するのではなく、写真と手描きのスケッチを組み合わせたミクストメディア風のデザインに変えてくれるところです。
上半分には元の写真の雰囲気を残し、下半分には手漉き紙のような質感や、ゆるく描いたクレヨンスケッチを組み合わせます。写真そのものが持っている思い出を残しながら、「あとから手を加えて大切に保存したカード」のような雰囲気を目指せるのが魅力です。
さらに、余白をたっぷり使った静かなデザインや、控えめな色の組み合わせも指定されています。そのため、情報をたくさん詰め込んだ派手なコラージュではなく、少し時間が経った写真アルバムの1ページのような、懐かしい空気感を作りやすくなっています。
旅行の写真やペットの写真、日常のスナップなど、特別な1枚はもちろん、何気なく撮った写真にも使いやすそうですね。

思い出までおしゃれになるなも!
今回使うAIはこちら
今回使うAIは、ChatGPT Images 2.0 です。
ChatGPT Images 2.0は、文章で伝えたイメージをもとに画像を生成したり、アップロードした既存の写真に変更やアレンジを加えたりできる画像生成機能です。
今回のように、元写真をベースとして使いながら、別の質感や手描き表現を組み合わせるような画像づくりとも相性がよさそうです。
特に画像編集では、「どの部分を残したいのか」と「どの部分を変えたいのか」を具体的に伝えることが大切です。
今回のプロンプトでも、写真の一部は元の状態を活かしながら、別の部分には紙の質感やクレヨン風のスケッチを加えるというように、残す部分とアレンジする部分が細かく指定されています。
このように、完成イメージをただ「ヴィンテージ風にして」と伝えるだけではなく、画面をどう分けるのか、どんな素材感を使うのか、どのような雰囲気を目指すのかまで順番に書いていくと、よりイメージを伝えやすくなります。
写真を大きく変えすぎず、元の思い出を活かしながら新しい表現を加えたいときには、こうした指示の書き方を参考にしてみるのもおすすめです。

写真編集にもぴったりだもね!
いよいよプロンプトを使ってみよう
アップロードされた写真を、厳密な50/50分割の縦向きミクストメディアメモリーカードに変換してください。
上半分では元の写真を変更せずにそのまま保持してください。下半分では、質感のあるオフホワイトの手漉き紙を使用し、写真のトーンに合わせた控えめで不規則なカラーパッチを追加してください。
主な被写体を、ゆるやかで不完全な線と最小限のディテールを持つシンプルなダークワックスクレヨンスケッチとして再描画してください。短い手書きの英語のフレーズと、微妙なRisographの粒状感を追加してください。
広々としたネガティブスペースを活かした、静かで懐かしいモランディ風の美学を作成してください。余分な要素を追加したり、リファレンスの構図を正確にコピーしたりしないでください。
ここからは、実際に写真をヴィンテージな思い出カード風へ変身させるためのプロンプトを使っていきます。
今回のプロンプトは、写真をただレトロ風に加工するのではなく、写真・紙の質感・手描きスケッチという複数の表現を組み合わせるのが大きなポイントです。
まず特徴的なのが、画面を「上半分と下半分」に分けているところです。上側では元の写真を活かし、下側では別の素材感を使うことで、1枚の画像の中に写真とイラストが同居するデザインを作ります。
下半分には、オフホワイトの手漉き紙のような質感や、写真の雰囲気に合わせた控えめなカラーパッチを追加します。ここで大切なのは、色を派手に使いすぎないこと。写真が持つ空気感を壊さないように、全体を静かにまとめるイメージです。
さらに、写真の主な被写体を、ゆるく不完全な線で描いたダークワックスクレヨン風のスケッチとして再構成します。
細部まで完璧に描き込むのではなく、あえて少しラフにすることで、「誰かが思い出をもとに手描きで残したカード」のような温かさが出やすくなります。

写真と手描きが合体するなも!
ゆるい線が思い出っぽさを作る
AI画像というと、どうしても細かくて完璧な描写を目指したくなるかもしれません。
しかし今回のプロンプトでは、あえて線をゆるく、不完全に描く方向性が指定されています。これは、写真のように正確な再現をするためではなく、記憶の中にあるワンシーンのような雰囲気を作るためです。
たとえば旅行先で撮った写真を使った場合、観光地や人物を完璧なイラストにするのではなく、少しだけ輪郭を拾ったスケッチ風にすることで、写真そのものとは違った魅力が生まれます。
ペットの写真や日常のスナップでも同じです。見慣れた写真に手描きのような要素が加わることで、そのときの出来事を振り返る小さな記念カードのような印象になりやすいでしょう。
また、短い手書き風の英語フレーズや、控えめなRisograph風の粒状感を加えることで、デジタル画像なのにどこかアナログな空気感を演出できます。

完璧じゃないのが素敵だもね!
余白を楽しむのもポイント
このプロンプトでは、広々としたネガティブスペースを活かすことも指定されています。
ネガティブスペースとは、簡単に言えば、あえて何も置かない余白のことです。
AIで画像を作ると、背景や装飾をたくさん追加したくなります。しかし今回目指しているのは、情報量の多いデザインではありません。「余白があるからこそ、写真やスケッチが印象に残る」ような構成です。
全体の雰囲気は、落ち着いた色合いと静かな余白を大切にした、懐かしさのあるビジュアルです。
そのため、生成するときも「もっと派手に」「もっとたくさん飾って」と追加するより、まずはシンプルな状態でどんな雰囲気になるかを見るのがおすすめです。
もし自分好みにアレンジしたい場合は、元の構成を大きく崩さず、写真だけ変えて何枚か試してみると違いがわかりやすくなります。


余白もデザインの一部なも!
まとめ
今回は、1枚の写真を使って、ヴィンテージな思い出カード風のデザインに仕上げるプロンプトをご紹介しました。
ポイントは、元の写真を活かしながら、紙の質感やゆるいクレヨンスケッチ、控えめな色、そして余白を組み合わせることです。
- 写真の一部をそのまま活かす
- 手漉き紙のような質感を加える
- ゆるい手描きスケッチを組み合わせる
- 控えめな色と粒状感を加える
- 余白を活かして静かな印象にまとめる
こうした要素を組み合わせることで、ただの写真加工とは少し違った、自分だけの思い出を保存するようなビジュアルを楽しめます。
旅行や日常、ペット、家族との写真など、いつもの写真を少し違った形で残してみたいときにもぴったりです。
まずはお気に入りの写真を1枚用意して、ChatGPT Images 2.0で試してみてはいかがでしょうか。見慣れた1枚が、思わず保存しておきたくなるような特別なカードに変わるかもしれません。

お気に入り写真で試すだも!
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