手描き絵本風イラストを生成するプロンプト

プロンプト

AI画像生成では、写真をもとに、まるで絵本のページから飛び出してきたようなイラストを作ることもできます。

今回紹介するのは、手描きの温かみを感じられる絵本風イラストに変換するプロンプトです。写真に写っている人物の髪型や服装、表情、ポーズなどをできるだけ残しながら、水彩や色鉛筆、クレヨンで描いたような優しいタッチに仕上げることを目指します。

柔らかなパステルカラーや、紙の質感を感じさせる塗り、手描きならではの少し不揃いな線などが特徴です。大切な人との写真や、家族、友人との思い出の一枚を、かわいらしい絵本風の作品にアレンジしたいときにも楽しめそうですね。

今回の元ネタは、XのSairahさんの投稿です。写真をそのまま加工するのではなく、人物の特徴や写真に込められた雰囲気を大切にしながら、手描きの絵本イラストへと変換するアイデアがテーマになっています。

絵本風のイラストと聞くと、人物をデフォルメしたり、背景をファンタジックに作り変えたりするイメージがあるかもしれません。今回のプロンプトでは、そうしたアレンジだけでなく、元の写真に写っている人物の特徴や構図を保つことも重視しています。

たとえば、髪型や服装、表情、ポーズなどを残すことで、イラストに変わっても元の写真らしさを感じやすくなります。人物同士の距離感や視線、寄り添う様子なども大切なポイントです。

さらに、水彩や色鉛筆、クレヨンのような質感を組み合わせることで、デジタル画像でありながら、手で描いたような素朴な雰囲気を目指します。クリーム色の背景に小さなハートや手描きの線を添えれば、作品全体にかわいらしさも加わります。

ただし、プロンプトで特徴を細かく指定しても、生成結果が元の写真と完全に一致するとは限りません。顔立ちや細かな模様、手指などが変化する場合もあるため、仕上がりを確認しながら調整してみてくださいね。

シンナモ
シンナモ

完成が楽しみなもなも!

今回使うAIはNanoBanana2

今回の画像生成に使用するAIは、Googleの画像生成モデル Nano Banana 2 です。

🔗NanoBanana2はこちらから試せます。

Geminiから利用でき、写真をアップロードして、文章で仕上がりのイメージを伝えることで画像の編集や生成を試せます。

利用する際は、まずGeminiを開き、画像を添付できる画面から元になる写真をアップロードします。そのうえで、どのようなイラストに変換したいのかをプロンプトで指定しましょう。

今回のように写真の雰囲気を残したい場合は、単に絵本風と伝えるだけでなく、維持してほしい部分と変更したい部分を分けて説明するのがポイントです。

写真の特徴を残すための伝え方

たとえば、人物の髪型や服装、表情、ポーズ、人物同士の関わり方は元の写真に忠実に保ち、画材の質感や色使い、背景だけを絵本風に変えるように指定します。

こうして変更する部分を具体的に伝えることで、どのような方向性の画像を作りたいのか、AIに意図を伝えやすくなります。ただし、指定した内容がすべて正確に反映されるとは限らないため、必要に応じて追加の指示を試してみましょう。

なお、Geminiで利用できるモデルや機能、利用回数などは、時期やアカウント、プランによって異なる場合があります。画面に表示される利用可能な機能を確認してから進めてください。

アンナモ
アンナモ

残したい特徴と変えたい部分を分けて伝えるのがコツだも!

手描き絵本風イラストを作るプロンプトのポイント

アップロードした写真を、美しく心温まる手描きの絵本イラストに変換してください。被写体の特徴的な容姿、髪型、ポーズ、表情、服装、ボディランゲージ、そして二人の間の心のつながりはそのまま残します。構図や人物同士の関わり方も、元の写真に忠実に再現してください。

アートスタイル:柔らかい水彩、色鉛筆、クレヨンの質感を活かした、温かく遊び心のあるモダンな絵本風イラスト。表情豊かな黒褐色のスケッチライン、あえて少し揺らぎのある線、シンプルで有機的なフォルム、優しい顔立ち、ほんのり赤いほっぺた、自然で喜びにあふれた表情を描きます。コーラルピンク、ダスティブルー、キャラメルブラウン、ソフトピーチ、クリーミーなオフホワイトなど、温かみのあるパステルカラーのパレットを使用してください。

テクスチャとディテール:鉛筆のストローク、うっすらと見える紙の地肌、わずかにムラのある塗り、ラフな髪の流れ、最小限の陰影、そして手描きならではの愛らしい不完全さを表現します。ぬくもりと個性にあふれた、居心地がよくノスタルジックで愛情深い雰囲気を作り出してください。

背景:元の背景はシンプルに整理し、クリーンでミニマルなクリーム色の紙のような背景にします。主役の邪魔にならない程度に、小さな手描きの装飾マーク、遊び心のある線、小さなハート、表情豊かな落書きなどをいくつか添え、シーンに彩りを加えてください。

構図:元の写真のフレーミング、被写体の配置、ポーズ、関わり方をそのまま維持します。被写体が明確なフォーカルポイント(視線の中心)になるようにし、すっきりとしたシェイプ、バランスの取れた余白、有機的でエディトリアルな絵本らしさを演出してください。

重要事項:新しいシーンを創作するのではなく、実際にアップロードされた写真をもとにイラスト化してください。被写体のアイデンティティと際立った特徴は必ず保持します。写実的な表現、 3D レンダリング、ツヤのあるデジタルペイント、過剰なディテール、きつい影、複雑な背景、磨き上げすぎたベクターグラフィックは避けてください。テキスト、透かし、枠線は入れないでください。

出力:柔らかなヴィンテージプリントのような風合い、温かな色彩、見てわかるアートの質感、そして真摯な感情表現を備えた、高品質で魅力あふれる手描きの絵本イラスト。被写体やシチュエーションに関わらず、アップロードされた写真に合わせて自然にイラスト化してください。

今回のプロンプトでは、元の写真らしさを残しながら、温かみのある手描き絵本風のイラストに仕上げるため、画風や色彩、質感、背景、構図などを細かく指定しています。

それぞれの指定がどのような役割を持っているのか、順番に見ていきましょう。

元の写真の人物らしさを大切にする

最初に重要なのが、アップロードした写真に写っている人物の特徴を維持することです。髪型や服装、表情、ポーズ、体の動きなどを残すように指示することで、別の人物や新しい場面に置き換わるのを抑え、元の写真をもとにした作品を目指します。

特に、二人以上が写っている写真では、人物同士の距離感や視線、寄り添う様子なども大切です。単に人物を絵本風に描き直すのではなく、写真に写っている関係性や、その場の雰囲気まで表現するように伝えています。

ただし、AIによる画像編集では、顔立ちや細かな特徴が変化することもあります。元の写真との一致度を確認しながら、必要に応じて指示を調整してみましょう。

シンナモ
シンナモ

表情やポーズを残すと写真の思い出も伝わりやすいなも!

水彩や色鉛筆の優しいタッチを指定する

絵本らしい雰囲気を生み出すために、水彩や色鉛筆、クレヨンの質感を指定しているのも特徴です。柔らかな色の重なりや、鉛筆で描いたような線を取り入れることで、整いすぎていない手描きならではの魅力を目指します。

さらに、黒褐色のスケッチラインや、少し揺らぎのある輪郭線、シンプルで有機的な形なども指定しています。こうした要素を組み合わせることで、写実的な写真やツヤのあるデジタルイラストとは違った、親しみやすい仕上がりにつながります。

色彩には、コーラルピンクやダスティブルー、キャラメルブラウン、ソフトピーチ、クリーミーなオフホワイトなどを使用します。落ち着いた色合いを中心にすることで、全体に統一感を持たせながら、温かく優しい印象を演出できます。

もちろん、実際の生成結果では色の濃さや画材の表現が変わることもあります。もっと淡い雰囲気にしたい場合は、色の彩度や陰影を控えめにするよう追加で指示するのもよい方法です。

アンナモ
アンナモ

クレヨンの質感と淡い色合いがかわいさの秘密だもね!

紙の質感や手描きの不完全さを加える

今回のプロンプトでは、鉛筆のストロークや紙の地肌、塗りのわずかなムラなども指定しています。単に絵本らしい色や形にするだけでなく、実際に紙へ描いた作品のような質感を表現するためです。

髪の流れをラフに描いたり、陰影を最小限に抑えたりする指示も含まれています。細部を描き込みすぎず、少し不完全な部分を残すことで、手作りのイラストらしい温もりを感じさせる仕上がりを目指します。

AI画像生成では、細かな質感が必ずしも意図したとおりに再現されるとは限りません。それでも、紙の風合いや鉛筆の線など、具体的な要素を複数組み合わせて指定することで、目指す画風を伝えやすくなります。

背景をシンプルにして人物を引き立てる

背景は、クリーム色の紙を思わせるシンプルなデザインに整理するよう指定しています。元の写真に複雑な背景が写っていても、主役となる人物が目立つようにするためです。

さらに、小さなハートや手描きの線、遊び心のある落書きなどを添えることで、絵本らしいかわいらしさを加えています。装飾をたくさん入れるのではなく、人物の邪魔にならない程度に配置するのがポイントです。

構図についても、元の写真のフレーミングや人物の配置、ポーズを維持するように指定しています。余白をバランスよく残し、人物が自然と視線を集めるようにすることで、絵本の挿絵や雑誌のエディトリアルイラストのような雰囲気を目指します。

シンナモ
シンナモ

背景をすっきりさせると人物の魅力が伝わりやすいなも✨

避けたい表現も忘れずに伝える

プロンプトには、写実的な表現や3Dレンダリング、ツヤのあるデジタルペイント、過剰なディテール、強い影、複雑な背景などを避ける指示も含まれています。

目指す画風だけでなく、避けたい表現を具体的に伝えることで、仕上がりの方向性をより明確にできます。また、文字や透かし、枠線を入れないように指定しているため、余計な装飾のないイラストを目指せます。

ただし、これらの指定は生成結果を完全に保証するものではありません。不要な文字や意図しない装飾が入った場合は、該当する要素を除くように追加で指示してみてください。

NanoBanana2で生成

まとめ

今回は、写真を温かみのある手描き絵本風イラストに変換するプロンプトを紹介しました。

人物の髪型や服装、表情、ポーズなどを残しながら、水彩や色鉛筆、クレヨンの質感、温かみのあるパステルカラー、紙の風合いを組み合わせることで、思い出の写真をかわいらしい作品へとアレンジすることを目指します。

また、シンプルな背景や小さな手描きの装飾、バランスのよい余白なども、絵本らしい雰囲気を作るためのポイントです。画風だけでなく、構図や人物同士の関わり方まで指定しているところにも注目してみてください。

写真によって仕上がりは変わるため、最初の結果を見ながら色合いや背景、線のタッチなどを調整していくのもおすすめです。お気に入りの一枚を使って、自分だけの絵本風イラスト作りを楽しんでみてくださいね。

アンナモ
アンナモ

大切な写真を自分だけの絵本に仕立ててみるだも!

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