立体的でべったりとした表現の「絵具風ロゴ」を生成するプロンプト

プロンプト

AI画像生成を使えば、文字やロゴを単純な平面デザインとして作るだけでなく、まるで本物の絵具を筆で塗ったような、立体感のあるロゴへ仕上げることもできます。

今回紹介するのは、立体的でべったりとした絵具の質感を持つ「絵具風ロゴ」を生成するためのプロンプトです。

厚く盛り上がった絵具、筆の毛並み、顔料の重なり、金属的な光沢などを組み合わせることで、デジタルではなく、実際に紙の上へ絵具を塗って制作したようなリアルな表現を狙います。

特に、ロゴを「単なる文字」ではなく、一本の太い筆跡そのものとして表現したい場合に面白い効果が期待できます。

絵具風ロゴとは?

一般的なロゴは、デザインソフトで作られたような、平面的で整った表現が多いでしょう。

一方、今回の「絵具風ロゴ」は、絵具を厚く塗り重ねたような質感を特徴としています。

たとえば、紙の上に金属色の絵具をたっぷり含ませた筆を置き、そのまま大きく筆を走らせたようなイメージです。

絵具が厚く盛り上がっているため、光が当たる部分にはツヤが生まれ、凹凸部分には自然な影ができます。

さらに、筆の毛が通った跡や、絵具の濃淡、端の部分のにじみなどを加えることで、人工的なデジタル画像ではなく、実際に制作されたアート作品のような雰囲気を演出できます。

今回使用するプロンプト

基本となるプロンプトはこちらです。今回は Nano Banana 2 を使用します。

Ultra-realistic macro photograph of 
a [logo] created from a single 
bold metallic paint brushstroke on textured white paper, 
sculpted with thick impasto paint, visible brush bristles, 
layered pigment density, rich metallic sheen, 
smooth curved stroke flow, natural handcrafted imperfections, 
tapered stroke endings, 
subtle smudged edges, 
raised paint thickness casting delicate shadows, 
premium editorial art direction, 
minimalist white background, 
soft diffused studio lighting, 
sharp focus, photorealistic, 8k, no watermark, no extra text
©Gemini で生成

こちらが実際に生成した画像になります。このように、まるで絵具で描いたかのような
芸術的なロゴを狙って生成することが可能になります。

シンナモ
シンナモ

絵具の厚みや筆跡、光沢、影、紙の質感など、
具体的に指定していることが大切なも。

「single bold metallic paint brushstroke」が重要

最初のポイントは、

single bold metallic paint brushstroke

という部分です。

これは、ロゴを「一本の太く大胆な金属系の筆跡」で構成するイメージを指定しています。

通常の文字ロゴのように輪郭線を描くのではなく、絵具を含ませた筆を大きく動かしてロゴを形作ったような表現を狙っています。

「single」を入れることで、複数のパーツを組み合わせた複雑なロゴではなく、ひと続きの筆跡を感じさせるデザインに寄せています。

また「bold」によって、細い筆線ではなく、存在感のある太いストロークを意識させています。

©Gemini で生成

厚塗り感を作る「thick impasto paint」

今回のプロンプトで特に重要なのが、

thick impasto paint

という指定です。

「impasto」は、絵具を厚く盛り上げて塗る絵画技法を指す言葉です。

これを指定することで、ロゴを平面的な色ではなく、絵具そのものが盛り上がったような立体的な表現に近づけます。

「べったりとした絵具感」を出したい場合には、このような厚塗りを意味する表現が非常に重要です。

さらに、

raised paint thickness casting delicate shadows

という部分では、盛り上がった絵具によって繊細な影が生まれることを指定しています。

これによって、ロゴ表面の凹凸をより立体的に見せることができます。

筆の毛まで表現する

絵具をリアルに見せるためには、色だけでなく「筆で塗った痕跡」も重要です。

そこで、

visible brush bristles

と指定しています。

これは筆の毛が通った跡を視覚的に表現するための指定です。

さらに、

layered pigment density

によって、絵具の顔料が均一ではなく、部分によって濃淡や厚みを持つような質感を狙っています。

この2つを組み合わせることで、CGで単純に色を塗ったような表現ではなく、実際の筆と絵具によって生まれた質感を演出しやすくなります。

©Gemini で生成

金属的な光沢を加える

今回のロゴには、通常の絵具ではなく金属的な雰囲気を持たせています。

そのため、

rich metallic sheen

という表現を使用しています。

これは、豊かな金属光沢を持たせるための指定です。

たとえばゴールド、シルバー、ブロンズなどの色をイメージしてロゴを作ると、厚い絵具の質感と金属の反射が組み合わさり、非常に印象的なビジュアルになります。

もし色を変更したい場合は、プロンプトの「metallic」の部分を具体化してみてもよいでしょう。

たとえば、

rich metallic gold sheen

とすれば、金色の金属光沢を意識した表現にできます。

シルバーなら、

rich metallic silver sheen

という形です。

「handcrafted imperfections」で手作り感を出す

AI画像では、すべてが整いすぎてしまうことがあります。

しかし、実際の絵具作品には、筆圧によるムラや絵具のはみ出し、微妙な形の違いなどがあります。

そこで、

natural handcrafted imperfections

を指定しています。

これは、自然な手作業による不完全さを加えるための表現です。

完璧に均一なロゴではなく、少しだけ筆の動きが感じられる仕上がりを狙えます。

さらに、

tapered stroke endings

によって、筆跡の終端を自然に細くすることも指定しています。

筆を紙から離した瞬間に絵具が細くなるような表現を加えることで、よりリアルな筆跡になります。

©Gemini で生成

紙の質感とスタジオ撮影

背景には、

textured white paper

を指定しています。

真っ白なデジタル背景ではなく、わずかに質感のある紙の上に絵具を塗ったような構図です。

さらに、

soft diffused studio lighting

によって、柔らかく拡散したスタジオ照明を指定しています。

厚く盛り上がった絵具には凹凸があるため、光の当たり方によって自然な陰影が生まれます。

強すぎる照明ではなく柔らかな光にすることで、絵具の立体感や金属光沢を落ち着いて見せることができます。

「macro photograph」で質感を強調

このプロンプトでは、

Ultra-realistic macro photograph

から始まります。

「macro photograph」はマクロ撮影、つまり被写体へ近づいて細かな質感を捉える写真表現です。

今回のように、絵具の厚みや筆の毛、顔料の重なりなどを見せたい場合に適しています。

普通のロゴ画像として遠くから見るのではなく、絵具の表面を間近から撮影したようなリアリティを狙えるのがポイントです。

©Gemini で生成

「[logo]」を変更して使う

このプロンプトには、

[logo]

という部分があります。

ここへ生成したいロゴや文字の内容を入れて使用します。

たとえば「AI」というロゴを作りたい場合は、

Ultra-realistic macro photograph of an [AI] created from a single bold metallic paint brushstroke...

のように置き換えます。

ただし、画像生成AIによる文字生成は、指定した文字を毎回完全に正確に再現できるとは限りません。

そのため、文字そのものの正確性が重要なロゴ制作では、生成画像をベースにデザインソフトなどで文字を調整する方法も考えられます。

©Gemini で生成

こんな用途におすすめ

この絵具風ロゴは、さまざまなクリエイティブ用途に応用できます。

たとえば、ブログやWebサイトのタイトル画像、SNSのアイコン、アート作品のロゴ、動画のタイトル画面、ブランドイメージのアイデア出しなどです。

特に、一般的なフラットロゴとは違った、アート性の高いビジュアルを作りたい場合に向いています。

金属光沢を強くすれば高級感のあるブランドロゴに、カラフルな絵具へ変更すればポップなアート作品のような雰囲気にもできます。

アンナモ
アンナモ

自分でデザインした小物などにも応用できそう。

シンナモ
シンナモ

確かに。
創作の幅が広がるかもしれないなも。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、立体的でべったりとした表現の「絵具風ロゴ」を生成するプロンプト について説明いたしました。このプロンプトでは絵具で描いたかのような芸術的ロゴの作成を狙うことができます。皆さんもぜひ、自身のロゴなどをこのプロンプトで絵具風にしてみてくださいね。

引用元:https://x.com/azed_ai/status/2085093742747525419?s=20

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特にAIを使った作業や
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