一枚の画像からフィギュアのプレビューを作るプロンプト

プロンプト

AI画像生成を活用すると、一枚の画像に描かれたキャラクターを、実際に商品化されたフィギュアのようなビジュアルへ変換できます。イラストを単純に立体化するだけではなく、フィギュア本体、ディスプレイ用の台座、パソコンで進めている3Dモデリング作業、さらに商品パッケージまで一つの画面にまとめることで、「もしこのキャラクターが本当にフィギュアとして発売されたら」というイメージを具体的に表現できます。

今回紹介するプロンプトでは、入力した画像に登場するキャラクターを1/7スケールのフィギュアとして再現します。完成したフィギュアはコンピューターデスクの上に配置し、その横にはフィギュアの3Dモデリング作業を表示したパソコンを置きます。さらに、フィギュア商品のパッケージボックスも配置することで、制作途中のデジタルデータから実際の商品へと展開していくような、リアルなプレビュー画像を作成します。

こうした構成は、フィギュアそのものを見せるだけでなく、商品としての完成イメージまで一枚の画像で伝えられるのが特徴です。オリジナルキャラクターの立体化イメージを確認したい場合や、イラストをフィギュア商品風にアレンジしてみたい場合にも活用できます。

今回使うプロンプト

今回使用するプロンプトはこちらです。まず元となるキャラクター画像を用意し、その画像を参照させたうえでプロンプトを入力します。また、今回はNano Banana 2を使用します。

Create a 1/7 scale commercialized figurine of the characters in the picture, in a realistic style, in a real environment. The figurine is placed on a computer desk. The figurine has a round transparent acrylic base, with no text on the base. The content on the computer screen is a 3D modeling process of this figurine. Next to the computer screen is a toy packaging box, designed in a style reminiscent of high-quality collectible figures, printed with original artwork. The packaging features two-dimensional flat illustrations.

このプロンプトのポイントは、「1/7 scale commercialized figurine」という指定です。これはキャラクターを単なる3Dモデルではなく、実際に商品として販売されているフィギュアのように見せるための重要な要素です。

また、「in a realistic style, in a real environment」と指定することで、フィギュア単体をCG空間に浮かべるのではなく、実際の部屋やデスク上で撮影したような雰囲気を目指します。

「The figurine is placed on a computer desk.」によって、フィギュアをコンピューターデスクの上に配置します。さらにパソコンの画面には、このフィギュアを制作している途中の3Dモデリング画面を表示させます。完成品と制作工程を同時に見せることで、フィギュアがどのように作られているのかを想像できるビジュアルになります。

台座については、「round transparent acrylic base」と指定しています。透明な丸形アクリル台座を使用することで、フィギュア本体のデザインを邪魔せず、実際の商品らしいディスプレイ表現にできます。また、「with no text on the base」とすることで、台座部分に不要な文字が追加されるのを防ぎます。

さらに、パソコンの隣にはフィギュアのパッケージボックスを配置します。高品質なコレクターズフィギュアを思わせるデザインにすることで、単なる箱ではなく、実際に店舗などで販売されている商品のような印象を与えられます。

Geminiにて生成
アンナモ
アンナモ

左が元となった画像
右が変換後の画像だよ
可愛らしいフィギュアになったね

シンナモ
シンナモ

本当に売ってそうなも。
とっても可愛いなも。

フィギュアだけではなく「商品全体」を見せる

このプロンプトの面白いところは、フィギュア本体だけを生成するのではない点です。

通常、キャラクター画像からフィギュアを作る場合、「立体化したらどのような姿になるのか」を確認することが目的になります。しかし今回のプロンプトでは、フィギュアが置かれている環境まで指定しています。

机の上には完成したフィギュアがあり、その横には制作中の3Dモデルを表示したコンピューターがあります。そしてさらに横には商品パッケージがあります。

つまり、一枚の画像の中に「完成品」「制作工程」「商品パッケージ」という三つの要素を組み込んでいるわけです。

この構成によって、単なるキャラクターの立体化ではなく、フィギュアの商品企画や展示用ビジュアルのような雰囲気を演出できます。完成した商品を撮影した写真というよりも、「フィギュアの商品化プロジェクトを紹介する一枚のプレビュー画像」に近い表現になります。

特に、オリジナルキャラクターを使う場合には、実際には存在しない架空の商品をリアルにイメージできるのが魅力です。

元画像のキャラクターをフィギュアらしく見せるポイント

一枚の画像からフィギュアを作る場合、元画像のキャラクターらしさを維持することが重要です。

キャラクターの顔、髪型、髪色、衣装、アクセサリーなどが大きく変わってしまうと、元画像をフィギュア化したというより、別のキャラクターを新しく作ったように見えてしまいます。

そのため、元画像を参照画像として使用する際には、キャラクターの主要な特徴をできるだけ維持することを意識するとよいでしょう。

また、フィギュアになるとイラストとは異なり、立体的な陰影や素材感が加わります。髪の毛には立体的な厚みが生まれ、衣装には布や樹脂などの質感が加わります。

その結果、元画像では平面的だったキャラクターが、実際に机の上に置かれている立体物のように見えてきます。

特にフィギュアの商品写真らしさを出したい場合は、顔の造形だけでなく、髪や衣装の立体感にも注目するとよいでしょう。

Geminiにて生成

透明アクリル台座が作るリアルな商品感

今回のプロンプトでは、フィギュアの台座を丸形の透明アクリル製に指定しています。

フィギュアを机の上に直接立たせるのではなく、透明な台座を付けることで、実際に販売されている完成品らしさが強くなります。

さらに、台座に文字を入れないよう指定しているため、キャラクター名や作品名などの意図しない文字が表示される可能性も抑えられます。

透明な素材は背景にも馴染みやすく、フィギュア本体を目立たせやすいというメリットがあります。

また、デスクの照明などがアクリル部分に反射することで、実物を撮影したような質感を演出することもできます。フィギュアの足元までリアルに見せたい場合には、台座の素材指定も意外と重要なポイントです。

パソコン画面に3Dモデリング工程を表示する

今回の画像を特徴的なものにしているもう一つの要素が、パソコン画面です。

単にフィギュアの横にパソコンを置くだけではなく、「このフィギュアを3Dモデリングしている途中」という設定にしています。

画面にはキャラクターの3Dモデルが表示され、まさにフィギュアを制作している最中のようなシーンを作ります。

完成したフィギュアと、その元になっている3Dモデルを同じ画面に入れることで、「デジタルデータから実物のフィギュアへ」という流れを視覚的に表現できます。

この演出によって、単純なフィギュアの商品写真とは異なる、制作現場を覗き込んでいるようなリアリティが生まれます。

Geminiにて生成

商品パッケージを追加してコレクターズアイテムらしくする

フィギュアの隣に配置するパッケージボックスも、今回の画像では重要な役割を持っています。

プロンプトでは、高品質なコレクターズフィギュアを思わせるパッケージデザインを指定しています。さらに、箱にはオリジナルアートワークを印刷し、二次元のフラットなイラストを使用するようにしています。

ここで重要なのは、パッケージそのものを立体フィギュアと同じようにするのではなく、二次元イラストを使用することです。

フィギュア本体が立体物、パッケージが二次元イラストという組み合わせになることで、「商品箱の中にはこのキャラクターのフィギュアが入っている」という関係性が伝わりやすくなります。

また、パッケージを横に置くことで、実際のホビーショップで販売されている商品を撮影したような雰囲気も演出できます。

生成結果を調整するときの考え方

一度で理想的な画像にならない場合は、構図やキャラクターの再現性を確認しながら調整していくとよいでしょう。

例えば、フィギュアが小さくなりすぎている場合は、フィギュアを主役として大きく見せる構図を追加します。逆に、パソコンやパッケージばかりが目立つ場合は、フィギュアを画像の中心に配置するよう調整するとよいでしょう。

また、元画像とフィギュアのデザインが大きく異なる場合は、キャラクターの顔、髪型、衣装、アクセサリーなどを維持する指示を追加する方法があります。

パッケージに意図しない文字が生成される場合は、不要な文字やロゴを入れないという条件を追加するのも一つの方法です。

AI画像生成では、細かい部分まで完全に意図どおりになるとは限りません。そのため、一度の生成で完成させるのではなく、気になる部分を少しずつ修正していくことがポイントです。

Geminiにて生成

まとめ

いかがでしょうか。今回は一枚の画像からフィギュアのプレビューを作るプロンプトについて紹介しました。このプロンプトでは、元となる画像を用意し、プロンプトを入力することで、フィギュアの商品化をイメージしたプレビュー画像を生成できます。皆様もぜひ、このプロンプトを使って、オリジナルキャラクターなどのフィギュアを作ってみてはいかがでしょうか?

引用元:https://x.com/tetumemo/status/1962827045936996584?s=20

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特にAIを使った作業や
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これからもワクワクする情報や
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