AI画像生成を使っていると、「まるでスマートフォンで撮影したような、自然な人物写真」を作ってみたくなることがあります。
今回紹介するのは、緑豊かな都会の公園にある石段を舞台にした、韓国人女性のポートレートを生成するプロンプトです。
人物の服装だけを指定するのではなく、立っている場所や視線、髪の動き、手の位置、背景にあるものまで細かく指定しているのがポイントです。
完成する画像は、スタジオで撮影したような作り込まれたポートレートというよりも、「街の中で偶然撮影したような自然な一枚」をイメージした構成になっています。
ファッション写真らしい雰囲気を残しながらも、背景には木々や低木、フェンス、石段などの具体的な要素を入れることで、人物だけが浮いてしまわないようにしています。
さらに、縦長の9:16構図を指定しているため、スマートフォンで見ることを意識した人物写真にも向いています。

自然な写真らしさを作る工夫がいっぱいなも!
今回はNanoBanana2を使ってみよう
今回の画像生成には、Googleの画像生成モデル Nano Banana 2 を使います。
Nano Banana 2は、Googleが2026年2月に発表した画像生成モデルで、高品質な画像生成と高速な処理を組み合わせたモデルとして紹介されています。
Googleによると、Nano Banana 2では、複雑な指示への追従性や、画像内の文字を正確に描画する機能、被写体の一貫性などが強化されています。
今回のように、人物の服装やポーズだけでなく、背景、光、構図など複数の条件を一度に指定するプロンプトでは、こうした指示への対応力が役立ちます。
また、Nano Banana 2はGeminiアプリなどのGoogle製品にも展開されています。Geminiアプリでは、Nano Banana 2を使った画像生成が利用できます。
そのため、これから画像生成を始める人にとっても、まずはGeminiから試してみるという方法があります。
画像を作るときは、最初から一度で完璧な結果を狙う必要はありません。生成された画像を確認して、「髪をもう少し自然にしたい」「背景を明るくしたい」「人物を少し小さく配置したい」といった具合に、追加の指示を出しながら調整していくのもよいでしょう。
Nano Banana 2は画像生成だけでなく、画像の編集や反復的な調整にも対応するモデルとして紹介されています。
今回のプロンプトも、最初に全体のイメージを作り、その結果を見ながら細かな部分を調整していく使い方と相性がよいでしょう。
なお、利用できる機能や料金、提供状況などはサービスや地域によって変わる場合があります。実際に使う際は、その時点のGemini側の案内も確認しておくと安心です。

細かく調整しながら理想の一枚に近づけるだもー!
プロンプトを使って画像を作ってみよう
緑豊かな都会の公園にある石段の上に自然な姿勢で立つ、美しい韓国人女性。フィット感のあるベージュのリブ編みノースリーブトップス、ゆったりとしたダークジーンズ、シルバーのオーバーイヤーヘッドホン、そして黒いバックパックを着用しています。彼女はカメラの方を振り返り、柔らかく自信に満ちた表情を浮かべており、片方の手で髪を優しくかき上げながらヘッドホンの上部に触れています。長い茶色の髪は自然に流れるように描き、顔周りには数本のほつれた髪を残します。リアルな肌の質感、控えめなメイクアップ、自然光、そして本格的なスマートフォン撮影のような雰囲気を保ってください。背景は屋外の風景のまま維持し、緑の木々、低木、白いフェンス、石段、看板、遠くに停められたスクーター、そして柔らかな被写界深度を含めます。縦長の9:16構図を使用し、リアルなプロポーション、自然な体のポーズ、 candid(ありのまま)なファッション写真スタイル、ソフトな色調、詳細な生地と髪の質感、優しい影、そしてクリーンな韓国ライフスタイルの美学を表現してください。
ここからは、今回紹介するプロンプトの内容を見ながら、どんな指示が画像の仕上がりにつながるのかを整理していきます。
人物の雰囲気をしっかり決める
まず大切なのが、画像の中心となる人物の指定です。今回のプロンプトでは、韓国人女性という人物像に加えて、服装や髪型、表情なども具体的に設定しています。
服装はベージュのノースリーブトップスとダークジーンズ、シルバーのオーバーイヤーヘッドホン、黒いバックパックという組み合わせです。
このように衣服を細かく指定すると、「どんな人物にしたいのか」というイメージをAIに伝えやすくなります。
また、長い茶色の髪や顔周りのほつれた髪、控えめなメイクなども加えることで、整いすぎない自然な人物写真を狙っています。

服装まで決めると写真の方向性が見えやすいなも!
ポーズも細かく指定してみる
次に注目したいのが人物のポーズです。今回のプロンプトでは、カメラの方を振り返りながら、片方の手で髪をかき上げ、ヘッドホンに触れる動きを指定しています。
単に立っている女性と指定するよりも、このように体の向きや手の動きまで具体的にすると、自然なスナップ写真らしい雰囲気を作りやすくなります。
ただし、細かなポーズ指定をしても、生成結果が毎回まったく同じになるとは限りません。実際の画像を見ながら、手の位置や体の向きなどを追加で調整していくとよいでしょう。
人物の自然な動きを意識したいときには、「何をしている瞬間なのか」まで文章にすると、イメージを伝えやすくなります。

動きまで指定すると自然な一瞬を作りやすいだも!
背景と光で写真らしさを出す
人物だけでなく、背景もしっかり指定しているのが今回のプロンプトの特徴です。
緑の木々や低木、白いフェンス、石段、看板、遠くに停められたスクーターなど、周囲にあるものを具体的に指定しています。
こうした要素を入れることで、背景が単純なぼんやりした風景になるのではなく、実際に人が歩いていそうな公園の一場面としてまとまりやすくなります。
さらに、自然光や優しい影、柔らかな被写界深度、リアルな肌や髪の質感などを組み合わせることで、スマートフォンで撮影したような写真らしさを狙っています。
ここでは、“光・背景・質感” をまとめて考えるのがポイントです。人物だけをリアルにするのではなく、画像全体の雰囲気を揃えることで、より自然な仕上がりを目指せます。

背景と光まで揃えると写真全体が自然なも!
縦長構図でスマホらしく仕上げる
構図には9:16の縦長サイズを指定しています。スマートフォンの画面で見やすい比率なので、SNSに投稿するような人物写真とも相性のよい形です。
もちろん、生成する画像の用途によっては4:5や3:4など、別の縦横比を試してみてもよいでしょう。
今回のように人物を立たせる場合は、全身を含めた構図にするのか、上半身を中心にするのかによっても印象が変わります。
まずは指定された9:16で作成し、完成した画像を見てから構図を変更してみるのもおすすめです。


縦長構図ならスマホ向けの一枚にも使いやすいだも✨
まとめ
今回は、石段に立つ韓国人女性のポートレートを生成するプロンプトを紹介しました。
このプロンプトでは、人物の服装や髪型だけでなく、ポーズ、背景、自然光、肌や髪の質感、被写界深度、構図まで細かく指定しています。
特に大切なのは、人物だけを考えるのではなく、「どこで」「どんな瞬間に」「どんな光で撮影された写真なのか」までまとめて伝えることです。
Nano Banana 2では、Googleが案内しているように、高品質な画像生成に加えて、細かな指示への対応や編集、反復的な調整を行えるため、こうした作り込んだプロンプトを試す題材にも向いています。
まずは今回のプロンプトをそのまま使ってみて、生成された画像を見ながら、服装や背景、構図などを自分好みに少しずつ変更してみてください。
同じプロンプトでも、少し指示を変えるだけで印象が変わるので、いろいろ試してみると画像生成の面白さをより感じられるはずです。
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