AIイラストを生成していると、
💭「もっと画面から飛び出してくるような迫力がほしい」
💭「遠近感を強くしたい」
と感じることはありませんか?
しかし、いざプロンプトを作ろうとしても、どのような言葉を入れれば遠近感のある構図になるのか、迷ってしまいますよね。

俯瞰や煽り、超広角レンズのような表現を使いたくても、具体的な指示にまとめるのって結構むずかしいなも……。
そんな時に役立つのがChatGPT!
作りたいイラストのイメージをChatGPTに伝えると、曖昧なアイデアを整理しながら、画像生成AIに伝わりやすい具体的な表現へと言い換えてくれます。
さらに、自分では思いつかなかった構図やカメラアングルを提案してもらえるため、理想に近い画像生成プロンプトを効率よく作ることができます。
そこで今回は、ChatGPTに作りたいイラストのイメージを伝え、遠近感を活かした画像生成プロンプトを作ってもらいました!

まあ、ChatGPTの回答がいつも完璧とは限らないからな。内容を確認しながら、自分のイメージに合わせて調整していくぜ!
この記事では、ChatGPTとの実際のやり取りをもとに、プロンプトを作る手順や完成したプロンプト、実際に生成したイラストの例を紹介します。
迫力や奥行きのあるAIイラストを作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください✨
ChatGPTはコチラ🔗

プロンプト作成手順
今回のプロンプトは、最初から細かな条件をすべて決めて作ったわけではありません。
まずはChatGPTに作りたいイラストのイメージを大まかに伝え、その後、条件を追加しながら理想に近い内容へ調整していきました。
ここからは、実際にChatGPTへ伝えた内容と、プロンプトが完成するまでの流れを順番に紹介していきます🙌

手順①:イラストのイメージを大まかに伝える
まずはChatGPTに、作りたいイラストのイメージを大まかに伝えます。
入力した内容はコチラ↓
遠近感を活かした、迫力のあるイラストを生成できるプロンプトを作ってください。
キャラクターのイメージごとに、構図やポーズが変わるようにしたいです。
情報として足りない部分は質問してください。
この時点では、カメラアングルや画像サイズなどの細かな条件は指定していません。
まずは「遠近感のある迫力満点のイラストにしたい」という目的と、キャラクターに合わせて構図やポーズを変えたいことをだけを伝えました。
また、足りない情報は質問してもらうようにすることで、必要な条件をChatGPTと一緒に整理しながらプロンプトを作れるようにしています。
手順②:条件を追加しながら修正
最初の依頼を送ると、ChatGPTから、使用する画像生成サービスや画像サイズ、キャラクター画像を添付するかどうかなど、プロンプト作成に必要な情報を質問されるため、希望する仕上がりに近づけるための条件を追加で伝えていきます。
追加した条件はコチラ↓
- ChatGPTの画像生成で使用します。
- 生成時にはキャラクター画像のみを添付します。
- キャラクターのイメージをAIが読み取り、カメラ位置やポーズ、背景を自動で変える内容にしてください。
- 俯瞰や煽りを取り入れ、遠近感をかなり強くしてください。
- スピード感は控えめにしてください。
これらの条件を伝えると、ChatGPTが内容を整理し、画像生成にそのまま使える形のプロンプトを作成してくれます。
ただし、最初から理想通りのプロンプトが完成するとは限りません。
必要に応じて条件を追加しながら調整していき、少しずつ理想に近いプロンプトへと仕上げていきましょう!

完成したプロンプト
ChatGPTとのやり取りを重ね、ついにプロンプトが完成!

このプロンプトを使って生成するときは、必ず変換したいキャラクター画像を用意してアップロードしてくれよな!
完成したプロンプトがコチラ↓
@画像を作成する
添付したキャラクター画像を主参照として使用し、そのキャラクターを主人公にした、縦長3:4の迫力あるアニメイラストを作成してください。
このイラストでは、自然で控えめな遠近感ではなく、劇場版アニメのキービジュアルや、画面からキャラクターが飛び出してくるような、極端で強烈な遠近感を最優先で表現してください。
ただし、スピード線、激しい残像、強いモーションブラー、疾走感に頼りすぎないでください。動きの速さではなく、俯瞰、煽り、超広角レンズのようなパース、前景と背景の大胆なサイズ差によって、圧倒的な迫力と奥行きを生み出してください。
【最優先事項】
1. 画面から飛び出して見えるほど極端な遠近感
キャラクターの手、腕、脚、靴、武器、小物、髪、衣装の一部など、いずれかの要素を画面の最前面に大きく配置してください。
最前面の部位やアイテムは、キャラクターの顔や胴体よりも大胆に大きく見せてください。
手前から奥に向かって急激に小さくなる、明確で強烈なサイズ差をつけてください。
画面手前、中景、遠景の3段階がはっきり分かるようにし、キャラクターの体や背景が奥へ大きく伸びていく構成にしてください。
単に手足を大きく描くだけではなく、カメラの直前に部位が迫っているような立体感と圧力を表現してください。
2. 俯瞰または煽りを大胆に使用
目線の高さから見た平凡な構図は避けてください。
キャラクターの足元近くから見上げる、非常に低い位置からの煽り構図、またはキャラクターの上空から一気に見下ろす、強い俯瞰構図を使用してください。
カメラを水平に置かず、斜めに傾けたダイナミックな画面構成も積極的に取り入れてください。
縦長3:4の画面を活かし、画面下から上、または画面上から下へ視線が大きく抜ける構成にしてください。
煽り構図では、手前の足、靴、手、武器などを極端に大きくし、顔や背景が画面奥に続くようにしてください。
俯瞰構図では、キャラクターが広大な空間の中に立っているようなスケール感を出しつつ、手や顔など一部をカメラへ近づけてください。
3. キャラクターのイメージに合わせて構図を自動変更
添付画像から、キャラクターの性格、雰囲気、属性、服装、表情、世界観を読み取り、そのキャラクターに最も似合うカメラアングル、ポーズ、表情、背景、ライティングを自動で考えてください。
元気で明るいキャラクターの場合は、画面手前へ大きく手を伸ばす、片脚を前へ踏み出す、上空へ向かって体を大きく開くなど、開放感のある煽り構図にしてください。
クールで強気なキャラクターの場合は、低い位置から見上げる威圧的な煽り構図、カメラへ向けた鋭い視線、手や武器を手前へ突き出す堂々としたポーズにしてください。
かわいいキャラクターの場合は、画面手前へ手を差し出す、靴や小物を大きく見せる、上空から覗き込むような俯瞰構図など、親しみやすさと立体感を両立してください。
儚い、神秘的なキャラクターの場合は、高い位置からの俯瞰構図、深く広がる背景、浮遊する髪や衣装、繊細に差し出した手などを使い、静かな迫力を表現してください。
戦闘的、ダーク、悪役的なキャラクターの場合は、地面すれすれから見上げる強烈な煽り構図、画面手前へ迫る武器や手、鋭いシルエット、奥へ続く巨大な空間によって威圧感を出してください。
知的、落ち着いたキャラクターの場合は、斜め上または斜め下からの洗練された視点、前景に配置した本、端末、小物、手などを使い、静かで堂々とした存在感を表現してください。
これらは参考例として扱い、最終的には添付したキャラクターの魅力が最も強く伝わる構図を選択してください。
4. ポーズにひねりと前後差をつける
正面を向いてまっすぐ立つだけのポーズは禁止します。
胴体、肩、腰、顔、腕、脚の向きを少しずつ変え、体全体に明確なひねりを加えてください。
片方の手足を大きく手前に、反対側を大きく奥へ配置し、前後差が一目で分かるポーズにしてください。
キャラクターのシルエットが背景に埋もれないようにし、腕や脚の形がはっきり読み取れる構成にしてください。
ポーズはキャラクターの性格に合ったものにし、不自然に複雑な体勢ではなく、一瞬で魅力が伝わる印象的なポーズにしてください。
5. 縦長3:4を最大限に活かす
キャラクターを中央に小さく配置するのではなく、画面全体を大胆に使ってください。
手前に迫る部位やアイテムを画面の端まで大きく配置し、一部がフレームの外へはみ出しても構いません。
顔はしっかり見える状態を保ちつつ、キャラクターの体や背景が縦方向に大きく伸びる構成にしてください。
画面の上部と下部でスケール差をつけ、縦方向の奥行きが強く感じられるレイアウトにしてください。
キャラクターの頭上や足元に意味のある空間を作り、背景の建物、空、光、階段、崖、デジタル空間などが奥へ続くようにしてください。
6. 背景によって奥行きとスケール感を強調
背景はキャラクターの雰囲気に合わせて自動で選んでください。
都市、巨大建築、廃墟、空、雲海、森、幻想空間、デジタル空間、室内、ステージ、異世界などから、キャラクターに最も合うものを使用してください。
背景には、手前、中景、遠景の明確なレイヤーを作ってください。
床、道路、階段、建物、光の筋、雲、植物、破片、デジタルパネルなど、奥へ収束する線を使って、視線がキャラクターへ集まる構成にしてください。
背景は情報量を増やしすぎず、キャラクターのシルエットと遠近感を引き立てる役割にしてください。
巨大な建築物や広大な空間を使う場合も、キャラクターが背景に埋もれないようにしてください。
7. 添付画像のキャラクターデザインを忠実に再現
顔立ち、目、髪型、髪色、服装、配色、帽子、装飾、アクセサリー、模様、モチーフなど、キャラクター固有のデザインを丁寧に再現してください。
キャラクターの印象を変えるような衣装変更や、不要な装飾の追加は避けてください。
遠近感によって手足や衣装が大きく見える場合でも、元のデザインが判別できるようにしてください。
顔は崩さず、目や表情がはっきり見えるようにしてください。
添付画像にない武器や小物を勝手に追加する場合は、キャラクターの世界観に自然に合うものだけにしてください。
8. 光と影で立体感を強化
キャラクターの手前側と奥側で明るさやコントラストに差をつけ、距離感を強調してください。
前景にはくっきりした描写と強い立体感を与え、遠景は少し柔らかくして空気遠近法を表現してください。
キャラクターの輪郭に光を入れ、背景からはっきり浮かび上がるようにしてください。
光の方向はキャラクターの雰囲気に合わせ、ドラマチックで映画的なライティングにしてください。
ただし、顔が暗く潰れたり、目が見えなくなったりしないようにしてください。
【仕上がりの方向性】
劇場版アニメのキービジュアルのような完成度にしてください。
一目見ただけで、強い遠近感と圧倒的な奥行きが伝わる画面にしてください。
キャラクターが画面の奥に存在するのではなく、手前へ迫り、画面の外へ飛び出してくるように見せてください。
派手なスピード演出ではなく、カメラ位置、超広角的なパース、前後のサイズ差、空間の広がりによって迫力を出してください。
静止した瞬間でも強い緊張感や存在感が感じられる構図にしてください。
キャラクターの性格と世界観が、構図、表情、ポーズ、背景、光のすべてから伝わるようにしてください。
【避けてほしい表現】
正面から見た平坦な立ち絵
目線の高さから撮影した無難な構図
キャラクターを画面中央に小さく置いただけの構図
遠近感が弱く、手前と奥のサイズ差がほとんどない構図
単に片手を少し前へ出しただけの控えめなパース
棒立ち、左右対称、証明写真のようなポーズ
スピード線、残像、モーションブラーを多用した表現
激しく走っているだけの構図
人体の破綻、指の増加、関節の不自然な曲がり
顔が隠れる、顔が小さくなりすぎる、表情が読み取れない構図
手前の部位が顔を完全に隠す構図
キャラクターデザインや衣装の大幅な変更
背景が派手すぎてキャラクターが埋もれる構図
ただ画面を傾けただけで、奥行きが感じられない構図
【重要な最終指示】
遠近感は、少し強い程度ではなく、明らかに極端で強烈なものにしてください。
画面手前に配置する手、腕、脚、靴、武器、小物、髪、衣装などは、思い切って大きく描いてください。
手前の要素と奥の要素には、通常よりもはるかに大きなサイズ差をつけてください。
カメラはキャラクターから大きく離さず、超広角レンズで至近距離から撮影したような迫力を出してください。
俯瞰または煽りを明確に使用し、平坦な構図にしないでください。
スピード感ではなく、空間の深さ、カメラアングル、前後差、スケール感で迫力を表現してください。
極端な遠近感を使用しながらも、顔、手、指、脚、衣装を破綻させず、美しく自然なアニメイラストとして仕上げてください。
画像サイズは縦長3:4にしてください。
今回のプロンプトでは、添付したキャラクター画像の雰囲気をAIが読み取り、そのキャラクターに合った構図やポーズ、カメラアングルを自動で考えるようにしています。
また、俯瞰や煽り、超広角レンズのような表現に加え、手足や小物を前景に大きく配置することで、画面から飛び出してくるような強い遠近感を出せるよう調整しました。

かなり長いプロンプトになったなもね……!

そのぶん、遠近感や構図へのこだわりをたっぷり詰め込んでいるぜ!
実際に生成してみた
さっそく完成したプロンプトを使い、イラストを生成してみましょう!
今回は、キャラクター画像の雰囲気ごとに構図やポーズがどのように変わるのかを確認するため、複数のパターンで生成してしていきます。
生成実例①
まずは、通常衣装のシンナモとアンナモです。
元画像はコチラ↓

生成された画像がコチラ↓


シンナモ(左)のイラストでは、上空を見上げるような俯瞰構図が選ばれ、カメラに向かって伸ばした手が大きく描かれています。
背景の建物を小さく見せることで、空間の高さや奥行きが強調され、画面から飛び出してくるような迫力になりました。
一方、アンナモ(右)のイラストでは、地面に近い位置から見上げる煽り構図が使われました。
手前のブーツが画面いっぱいに大きく配置され、顔や背景の建物が奥に見えることで、前後の距離感がはっきりと表現されていますね。

街の上を飛んでいるみたいで、すごい迫力なも!

足元から見上げる構図が、アタシの強さを引き立てていて最高にカッコイイな✨
生成実例②
お次は、ファンタジー風にアレンジしたパターン!
元画像はコチラ↓

生成された画像がコチラ↓


ファンタジー風シンナモ(左)では、カメラに向かって伸ばした手と、手前に大きく配置された靴が強調されたイラストになりました。
背景には明るいデジタル都市が広がり、杖や小さなマスコットも加わることで、近未来の冒険シーンのような仕上がりです。
そして、ファンタジー風アンナモ(右)では、通常衣装と同じように低い位置から見上げる煽り構図が使われましたね。
画面手前のブーツが非常に大きく描かれ、手に持った武器やタブレット、暗いデジタル都市の背景によって、クールで戦闘的な印象が強く表現されています。

同じボクたちでも、デザインが変わるだけで違う仕上がりになっててすごいなも……!
注意点
ここまで紹介したように、完成したプロンプトを使うことで、キャラクターの雰囲気に合った構図や、遠近感の強いイラストを生成しやすくなります。
ただし、同じプロンプトを使っても、毎回同じ仕上がりになるとは限りません。
特に、手や指、靴などをカメラの近くに大きく配置すると、形が崩れたり、全体のバランスに違和感が出たりすることがあります。また、衣装や帽子、ロゴといった細かな部分が、添付したキャラクター画像とは異なるデザインで描かれるケースもあります。
そして、画像生成AIは、すべての指示を正確に反映できるとは限りません。
イメージと異なる結果になったときは、手の形や前景・背景の大きさなど、直したい部分を具体的に伝えて再生成してみましょう。
一度で完成させようとせず、生成結果を確認しながら指示を追加し、何度か調整することを前提に利用するのがおすすめです。

生成した画像を公開したり商用利用したりするときは、使用するAIサービスの利用規約や、添付するキャラクター画像の権利について事前にしっかり確認することも重要なも。

まとめ
今回は、ChatGPTとのやり取りを通して、遠近感のあるイラストを生成するためのプロンプトを作り、実際に複数のキャラクターデザインで試してみました。
生成結果を見比べてみると、同じプロンプトを使っていても、キャラクターデザインの印象に合わせてカメラアングルやポーズ、背景の雰囲気が大きく変わることが分かりましたね!
もちろん、画像生成AIを使っているため、毎回同じ仕上がりになるとは限りません。
手足の形や衣装の細かな部分が変わることもありますが、生成するたびに異なる構図が生まれることも楽しみのひとつではないでしょうか。
遠近感のあるイラストを作りたいときや、いつものキャラクターを普段とは違う迫力ある構図で描きたいときに、ぜひ活用してみてください🎶
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