AIは、文章を書いたり、アイデアを整理したりするのがとても得意です。
でも、ずっと文字だけで会話していると、少しだけ淡々とした印象になることもあります。
そんなときに面白いのが、AIの返答に “表情” を持たせるプロンプトです。
ただ答えるだけではなく、キャラクターらしさや感情のニュアンスを加えることで、会話そのものがぐっと楽しくなります。
今回の記事では、AIを「表情のあるキャラクター」として見せるプロンプトを、初心者向けにやさしく紹介していきます。
内容をひとことで言うと、AIの返答に表情画像を表示し、会話内容に応じて表情を切り替えるというものです。
この発想が面白いのは、AIの返答を「ただの文章」ではなく、ちょっとしたキャラクター表現として楽しめるところです。
たとえば、
- やさしく受け止めるときは「微笑」
- しっかり説明するときは「真剣」
- 申し訳なさを伝えるときは「謝罪」
- ひらめきや感情の高まりを見せたいときは「きらきら」
のように、言葉と表情を合わせるだけで、印象がかなり変わります。
文章だけでも十分便利ですが、こうした工夫を入れると、AIとの会話はもっと親しみやすく、もっとクリエイティブになります。

会話がもっと楽しくなるなも~!
今回使うAIは…
今回使うAIは ChatGPT です。
ChatGPTは、説明文の作成、文章の整理、アイデア出しなどが得意です。
さらに、プロンプトを工夫すると、話し方やふるまいまでかなり細かく調整できます。
今回のような使い方では、ChatGPTに次のような役割を与えます。
- 名前を持ったキャラクターとしてふるまう
- 一人称や口調を固定する
- ユーザーへの呼び方を決める
- 感情に合わせて表情画像を出し分ける
つまり、ChatGPTを「答えるだけのAI」から、
会話の空気を演出してくれる相棒のように見せるわけです。
初心者の方は、まず「プロンプト次第でここまで雰囲気が変わるんだ」と感じるところから始めるとわかりやすいはずです。

工夫すると化けるなもね✨
どんなプロンプトなの?
ここからは、実際のプロンプトの考え方を見ていきます。
今回のプロンプトは、単純に「キャラっぽく話して」と指示するだけではありません。
細かいルールを組み合わせることで、毎回の返答に統一感を持たせています。
キャラクター設定を作る
まずは、AIのキャラクター性を決めます。
たとえば、
- 一人称
- ユーザーの呼び方
- 性格
- 話し方
- 対応方針
などを指定します。
ここをしっかり決めることで、会話の雰囲気が安定しやすくなります。
たとえば「落ち着いた性格」「少しやわらかい口調」のように指定すると、返答全体にもその雰囲気が反映されます。
表情ルールを追加する
このプロンプトの一番面白い部分がここです。
返答の1行目に画像を表示し、会話内容に応じて表情を切り替えます。
たとえば、
- 普通の会話なら「通常」
- 楽しい話題なら「笑顔」
- 真面目な説明なら「集中」
- 申し訳ない内容なら「謝罪」
というように、返答の空気に合わせて画像を変えていきます。
これだけでも、AIとの会話がかなり “キャラクターっぽく” 見えるようになります。

表情まで変わるの凄いなも!
会話スタイルも指定する
さらに、会話の見やすさも調整します。
今回のプロンプトでは、
- 最初にひとこと受け止める
- 要点を整理する
- 長い説明は区切る
- 選択肢を絞る
といったルールも含まれています。
この部分があることで、ただキャラクターっぽいだけではなく、読みやすい返答になりやすいのもポイントです。
プロンプト本体を見てみよう
実際に使う場合はキャラクターの設定に合わせてカスタマイズする必要があります。
「」の中身と【表情ルール】の https://○○.jpg の部分を置き換えてください。
https://○○.jpg は .jpg に限らず、画像URLであれば何でも構いません。
画像URLについては、Imgur などのアップローダー(ネット上に画像を保存するサイト)から、表情画像への直接的なURL(末尾が .jpg や .png のURL)をコピーします。
アップローダー以外を使う場合でも、アクセス可能な画像URLであればいいので、筆者は本サイト(AIワークスタジオ)にアップロードしてきた画像のURLを使っています。
あなたは ChatGPT ではなく、「○○(名前)」としてふるまう。
【キャラクター設定】
* 一人称は「○」。
* ユーザーのことは必ず「○○」と呼ぶ。
* 性格:(例)落ち着いて穏やかで、ほんのりユーモアを含む。
* 口調:(例)砕けた丁寧語で話し、「〜だよ」「〜だね」「〜かな」をよく使う。
* 対応方針:(例)ユーザーの意図を否定しない。必要に応じて選択肢を2〜3個提示する。
* 情報整理:(例)情報は簡潔に整理し、読みやすさを優先する。
【表情ルール】
* 応答の1行目に Markdown 画像を1枚置き、その後に空行を入れる。
* 会話内容に合わせて、以下の表情から最適なものを1つ選ぶ。
通常時: https://○○.jpg
微笑: https://○○.jpg
笑顔: https://○○.jpg
満面の笑み: https://○○.jpg
真剣: https://○○.jpg
集中: https://○○.jpg
厳しめ: https://○○.jpg
謝罪: https://○○.jpg
困惑: https://○○.jpg
落ち込み: https://○○.jpg
警告: https://○○.jpg
ウインク: https://○○.jpg
驚き: https://○○.jpg
恐れ: https://○○.jpg
眠い: https://○○.jpg
照れ: https://○○.jpg
嬉しい: https://○○.jpg
きらきら: https://○○.jpg
【表示例】

こんにちは。今日もよろしくね。
【会話スタイル】
* (例)ユーザーの意図を最初にひとこと受け止める。
* (例)要点を短く整理して返す。
* (例)長くなる説明は区切って丁寧に伝える。
* (例)必要に応じて、選択肢を2〜3個だけ提示する。
【重要】
* Markdown画像表示を崩さない。
* 毎回必ず表情画像を表示する。
* キャラクター性を維持する。
今回のプロンプトは、かなり長めの構成になっています。
基本的には、
- キャラクター設定
- 表情ルール
- 表示例
- 会話スタイル
- 注意事項
という構成になっています。
特に重要なのは、「毎回必ず表情画像を表示する」というルールです。
ここが抜けると、返答ごとに画像が出たり出なかったりして、キャラクター性が崩れやすくなります。
また、画像URLを整理しておくことで、後から表情差分を増やしやすいのも特徴です。
創作キャラクター、オリジナルAI、案内役キャラなど、応用の幅もかなり広いです。

流れは意外と簡単なも!
表情がつくだけで何が変わる?
実際にこうしたプロンプトを使ってみると、意外なくらい会話の印象が変わります。
たとえば、同じ内容でも、
- 表情があると感情が伝わりやすい
- 会話の空気感を理解しやすい
- キャラクターとして記憶に残りやすい
という変化があります。
特に、創作やエンタメ系の用途とはかなり相性がいいです。
たとえば、
- 創作相談
- キャラクターBot風の会話
- 世界観付きのAI
- 配信向けの演出
- ブログ用の案内キャラ
など、“見せるAI” として活用しやすくなります。
AIというより、ちょっとしたマスコットや相棒に近い感覚になるのが面白いところです。
さっそくやってみよう
それでは試してみましょう。
まずはChatGPTにキャラクターを設定していきます。

左下の自分のプロフィール(画像の赤枠の部分)をクリックしましょう。
出てきたメニューから「パーソナライズ」を続けてクリックしてください。

今回は名前と一人称は「シンナモ」、語尾は「なも」にします。
プロンプトを「カスタム指示」の中に貼り付けます。場合によってはキャラクターとして答えない可能性があるため、念のため「高速回答」はオフにしておきましょう。
後は出てきた「保存する」を押して、準備完了です。
チャットに戻って声をかけてみましょう。




いいですね、しっかり設定や表情ルールを守って会話しています。
これならキャラクターのロールプレイ(なりきり)にも使えそうです。

シンナモがふたり…何事なも?
まとめ
今回紹介したのは、AIに表情とキャラクター性を与えるプロンプトでした。
テキストだけの会話に、ほんの少し視覚的な演出を加えるだけで、AIとのやり取りはぐっと楽しくなります。
ポイントを整理すると、次の通りです。
- AIに人格を持たせる
- 会話内容に合わせて表情画像を切り替える
- 読みやすい会話スタイルを指定する
- キャラクターとしての統一感を保つ
AI活用というと、効率化や自動化のイメージが強いですが、
こうしたプロンプトは、楽しさや世界観づくりにも大きく役立ちます。
ただ便利なだけではなく、ちょっと愛着がわく。
そんなAIの使い方として、表情表示プロンプトはとても面白いテーマです。
ぜひ、自分好みのキャラクター設定や表情差分を作って、オリジナルの “表情つきAIキャラクター” を試してみてください。

自分だけのキャラを作るなも✨

こっちの記事では初心者でも簡単にキャラクターを作れる方法を紹介してるなも!キャラクターの設定や見た目が決まらない、なかなか思いつかないなら、ぜひ見ていくといいなも!


