最近、AIを使った商業広告のようなリアルな画像を見かけることが増えてきました。
なかでも、炭酸飲料の缶を主役にして、液体が勢いよく弾けたり、果物が宙に浮いたりするようなビジュアルは、思わず目を止めてしまいますよね。
今回ご紹介するのは、そんな「ダイナミックな炭酸飲料缶の広告写真」をAIで作るためのプロンプトです。
元ネタとなっているXの投稿では、飲料缶を画面の主役として配置し、光沢のある缶、結露、水しぶき、炭酸の泡、フルーツなどを組み合わせた、非常に広告らしいビジュアルを狙っています。
ただ缶をきれいに撮影するだけではなく、「動きのある瞬間を写真として切り取る」ことが、このプロンプトのおもしろいところです。
たとえば、缶の周囲に液体が大きく弧を描きながら飛び散り、その中に細かな水滴や炭酸の泡が浮かんでいるような演出を加えます。
さらに、缶の表面には水滴をまとわせ、スタジオ照明による強い反射と柔らかな影を組み合わせることで、本物の飲料広告のような質感を目指せる構成になっています。

広告みたいな迫力が出せるなも!
使うAIをかんたんに紹介
今回使うAIは、ChatGPT Images 2.0 です。
ChatGPT Images 2.0は、2026年4月にOpenAIから発表された画像生成モデルです。細かな指示に従った画像生成に加えて、複雑な構図やディテール、画像内のテキストなどにも対応しています。
現在のChatGPTでは、文章で作りたい画像を説明するだけで画像を生成でき、必要に応じて生成後の画像を編集することもできます。ChatGPT Images 2.0はすべてのプランで利用できます。
今回のように、商品の位置、素材、ラベル、液体の動き、照明、背景、質感まで細かく指定するプロンプトとは、特に相性のよい使い方といえるでしょう。
プロンプトの各項目を一つずつ見ていくと、なぜ「それっぽい飲料広告」を作りやすいのかも見えてきます。

商品の見せ方が細かいだもね!
プロンプトの紹介
ここからは、今回の炭酸飲料缶を作るためのプロンプトを見ていきましょう。
{
“resolution”: “8K”,
“style”: “hyper-realistic commercial product photography”,
“composition”: {
“subject”: “carbonated beverage can”,
“position”: “center frame, floating mid-air”,
“orientation”: “slightly tilted vertical”,
“framing”: “tight hero shot”
},
“can_details”: {
“material”: “metallic aluminum”,
“top_bottom”: “silver with visible pull tab”,
“surface”: “glossy with condensation droplets”,
“label”: {
“text”: “{{BRAND_NAME}}“,
“font”: “bold uppercase sans-serif”,
“color”: “white”,
“background_band”: “deep blue”,
“placement”: “wrapped around center of can”
}
},
“liquid_effects”: {
“color”: “bright green”,
“type”: “carbonated liquid splash”,
“motion”: “frozen mid-explosion”,
“details”: [
“semi-transparent fluid”,
“fine droplets suspended in air”,
“dynamic curved splash arcs”,
“visible carbonation bubbles”
]
},
“fruit_elements”: {
“type”: “sliced fruit”,
“motion”: “floating around the can”,
“texture”: “fresh, juicy, glossy”
},
“lighting”: {
“type”: “studio lighting”,
“highlights”: “strong reflections”,
“shadows”: “soft”
},
“background”: {
“color”: “smooth gradient matching liquid tone”,
“environment”: “clean studio backdrop”
},
“render_quality”: {
“sharpness”: “ultra-sharp”,
“contrast”: “high”,
“realism”: “photorealistic”
}
}
一見すると少し長く感じますが、実は「商品」「液体」「フルーツ」「光」「背景」というように、役割ごとに分けて考えるとかなりわかりやすくなっています。
特に注目したいのが、缶そのものだけでなく、「周囲で何が起きているのか」まで細かく指定しているところです。

役割ごとに分けると見やすいなもね!
まずは缶を主役にする
最初に指定されているのが、画像全体のスタイルと構図です。
今回の主役は炭酸飲料缶。画面中央に浮かせ、少し縦方向に傾けながら、商品を大きく見せるタイトなヒーローショットにしています。
この「主役をどこに置くか」という指定は、商品広告を作るうえでとても重要です。
背景やエフェクトを派手にしても、肝心の商品が小さくなってしまえば、広告としてのインパクトは弱くなってしまいます。
そこで最初に「center frame」や「tight hero shot」のような構図を指定し、視線が缶に集まりやすい設計にしています。
缶の質感までしっかり指定
次におもしろいのが、缶そのもののディテールです。
素材はメタリックなアルミニウム。さらに、上下の銀色部分やプルタブ、光沢のある表面まで指定されています。
そして、表面には結露した水滴を追加します。
冷たい飲料を連想させる水滴は、炭酸飲料の広告では非常に相性のよい演出です。単に「リアルな缶」と書くよりも、どんな素材で、どんな状態なのかを具体的に書くことで、商品の存在感を高めています。
動きのある液体で一気に派手に
このプロンプトの大きな見どころが、缶の周囲に配置する炭酸液のスプラッシュです。
液体の色を明るいグリーンに設定し、爆発するように飛び散る瞬間を空中で止めたような表現を狙っています。
さらに、半透明の液体、細かな水滴、曲線を描く水しぶき、目に見える炭酸の泡まで指定。
ここが単なる商品写真との大きな違いです。
「静止した商品」+「激しく動く液体」という対比を作ることで、画像の中にスピード感が生まれます。

水しぶきが迫力を作るだも!
フルーツを加えて味を伝える
液体と一緒に指定されているのが、周囲を浮遊するカットフルーツです。
フルーツは新鮮でジューシー、表面はツヤのある質感に指定されています。
これによって、飲料の味やフレーバーまで視覚的に想像しやすくなります。
たとえばブランド名だけを変更して、グリーン系のフルーツを組み合わせれば、爽やかな炭酸飲料らしい雰囲気に。別のフルーツへ変更すれば、違った味の商品広告としてアレンジできます。
光と背景で広告らしく仕上げる
最後に、画像全体の完成度を左右するのがライティングと背景です。
ライティングはスタジオ撮影をベースにして、商品の表面には強い反射を入れつつ、影は柔らかく設定しています。
背景には液体の色に合わせた滑らかなグラデーションを配置し、余計なもののないクリーンなスタジオ背景にしています。
この組み合わせによって、商品そのものだけでなく、広告ビジュアルとして全体がまとまった印象になりやすくなります。
自分の商品に置き換えてみよう
このプロンプトを使うときに覚えておきたいのが、ブランド名の部分です。
プロンプト内では {{BRAND_NAME}} という変数になっているので、ここを好きな名前に変更して使ってみましょう。
たとえば、自分で考えた架空の飲料ブランドを入れてみるのも面白い方法です。
さらに、液体の色やフルーツの種類、背景のグラデーションなどを変更すれば、同じ基本構造からさまざまな商品広告を作れます。
つまり、このプロンプトはそのまま使うだけでなく、商品に合わせて少しずつカスタマイズすることで、より楽しめるテンプレートになっています。

まとめ
今回は、ダイナミックな炭酸飲料缶の商業製品写真を生成するプロンプトをご紹介しました。
ポイントは、缶だけを指定するのではなく、構図・素材・水滴・液体・フルーツ・ライティング・背景まで、それぞれ役割を分けて具体的に指示していることです。
特に液体のスプラッシュや細かな水滴を組み合わせることで、静止画なのに動きを感じるようなビジュアルを狙えるのが魅力です。
ぜひブランド名やフルーツ、液体の色などを自分好みに変更して、オリジナルの飲料広告を作ってみてくださいね。

自分だけの広告を作るなも~!
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