素材感を足しただけで、AI画像が一気に理想へ近づいた話
AI画像生成をしていると、
「なんか違う…」
「イメージはあるのに、思った空気感にならない」
そんな経験、ありませんか?
今回ご紹介するのは、果物ハウスにキャラクターを住まわせるという、
とても可愛らしい世界観のプロンプトです。
ですが実は、最初のプロンプトでは、
思っていた雰囲気になりませんでした。

AI画像って、“惜しいんだけど違う…”って時あるなもね〜

“素材”を入れた瞬間に、世界の説得力が一気に上がるなも!
最初に使っていたプロンプトはこちらの内容です。
彫刻が施された窓と小さな木製のドアがある遊び心あふれる「果物ハウス」、
玄関先に立つ小さな「オリジナルキャラクター」、
周囲には巨大な花やキノコが生い茂る緑豊かな庭、
スタイライズされた絵本風のイラスト、
柔らかく温かみのある照明、
パステルカラーの配色、
シンプルな明るい背景に中央配置された構図。
文章としては、かなり完成度が高そうに見えます。
ですが実際には、
- 立体感が出ない
- おもちゃっぽさが出ない
- 素材感が曖昧
AI特有のなんとなく綺麗な絵になるという状態になっていました。



立体感を出したかったのに出なかったなも
そこで追加したのが、「素材」の指定です。
修正版では、こんな文章を足しました。
- 「果物ハウスはおもちゃの実写の様に」
- 「庭はフェルトで」
たったこれだけです。
ですが、この追加によって、画像の雰囲気が大きく変わりました。
今回はこの変化をもとに、
「なぜ素材指定でAI画像が変わるのか?」
を、やさしく解説していきます。

この指定だけでも立体感が出たなも!
Nano Banana 2用の完成全体プロンプト
彫刻が施された窓と小さな木製のドアがある遊び心あふれる 「果物ハウス」はおもちゃの実写の様に、
玄関先に立つ小さな「オリジナルキャラクター」、
周囲には巨大な花やキノコが生い茂る緑豊かな庭はフェルトで、
スタイライズされた絵本風のイラスト、
柔らかく温かみのある照明、
パステルカラーの配色、
シンプルな明るい背景に中央配置された構図
プロンプト内にある「果物ハウス」や「オリジナルキャラクター」の部分は、自由に変更して大丈夫です。
たとえば、
- 「いちごハウス」
- 「メロンハウス」
- 「チョコレートハウス」
- 「うさぎのキャラクター」
- 「ロボットのキャラクター」
など、自分の好きなモチーフへ置き換えることで、まったく違った世界観を作ることができます。
このプロンプトは構図や空気感の設計がベースになっているため、中身を変えても雰囲気を保ちやすいのが特徴です。
まずは好きなモチーフをひとつ決めて、自分だけの小さなファンタジー世界を作ってみてください。

“おもちゃの実写感”と“フェルト素材”を入れることで、“本当に手作りされた小さな世界”みたいな空気が出やすくなるなも
画像生成するには?
Google Geminiを使うにはこちら→https://gemini.google.com/app


上の画像の様に「ツール」から「画像を作成」を選択してから、プロンプトを入力してください。「思考モード」にするとより良いものができます。
AI画像は「何を描くか」より「何で出来ているか」が重要
AI画像生成でよくあるのが、モチーフは合っているのに質感が違うという問題です。
たとえば、
- リンゴの家
- キノコの庭
- 可愛いキャラクター
という要素自体は出せます。
ですが、
- プラスチックっぽい
- ゲームCGっぽい
- ツヤが強すぎる
- 無機質
になってしまうことがあります。
これは、AIが「形」は理解していても、
「素材感」を曖昧に解釈しているからです。
つまり、果物ハウスという言葉だけでは、
- 木製なのか
- 陶器なのか
- おもちゃなのか
- 粘土なのか
- フェルトなのか
が決まっていないんですね。
だからこそ、「おもちゃの実写のように」
という一文が非常に重要になります。

“果物ハウス”だけだと、素材までは決まってないなも!

“何を描くか”だけじゃなく、“何で出来ている世界か”を指定すると、一気に理想へ近づきやすくなるなも
「おもちゃの実写」が持つ効果
今回かなり大きかったのが、「果物ハウスはおもちゃの実写の様に」という指定です。
この文章を入れることで、AIは単なるイラストではなく、
実在するミニチュア玩具として解釈し始めます。
すると、
- 表面のツヤ
- 小さな凹凸
- 塗装感
- 丸み
- 模型っぽい質感
が一気に強くなります。
つまり今回の成功ポイントは、「絵本風イラスト」だけで終わらせず、
「実在するおもちゃ作品」へ寄せたことなんです。

“おもちゃの実写”を入れると、“立体作品”になるんなも!

今回の成功ポイントは、“イラスト風”だけじゃなく、“実在する玩具作品”へ寄せたことなんなも
フェルト指定が温かさを作る
さらに大きかったのが、「庭はフェルトで」という一文。
これによって、周囲の草木や花、キノコが、布工作のような雰囲気になりました。
フェルトには、
- 柔らかい
- 手作り感
- ぬくもり
- 優しい影
- 少し毛羽立った質感
があります。
AIはこの素材を認識すると、世界全体を少し柔らかくしてくれます。
その結果、
- 絵本感
- ハンドメイド感
- 子ども向け玩具感
- 温かい世界観
が強く出るようになります。
ここがとても面白いポイントです。

フェルトを入れると、世界全体の空気がちょっと優しくなるなも

素材を変えただけなのに、世界観そのものが変わるの面白いなも…!
AIは世界観の統一を重要視する
実はAI画像生成では、「素材の統一」がかなり重要です。
たとえば、
- 家だけリアル
- 庭だけアニメ風
- キャラだけCG
になると、世界観がバラバラになります。
今回うまくいった理由は、
- 果物ハウス → おもちゃ
- 庭 → フェルト
- 絵本風
- パステルカラー
- 柔らかい照明
が全部つながったからです。
つまり、世界全体が同じ空気で出来ている状態になったんです。
AIは、この統一感があると、一気に完成度が上がります。

“同じ空気で出来た世界”になってるんだ!

AIって、“世界観のルール”が揃うと、一気に完成度が上がるなも
「絵本風」だけでは足りない理由
最初のプロンプトにも、「絵本風」という指定はありました。
ですが実は、この言葉だけだと範囲が広すぎます。
絵本にも、
- 水彩絵本
- クレヨン絵本
- 3DCG絵本
- フェルト絵本
- コラージュ絵本
- 立体模型絵本
など、かなり種類があります。
だからAIは、どの方向へ寄せればいいか迷います。
そこで、
- フェルト
- おもちゃの実写
- 木製ドア
という具体的な素材情報を足すことで、
「どういう絵本か」が明確になります。
これが非常に大事なんです。

ただ“可愛い”じゃなく、“手作り立体絵本”みたいな方向へ寄るんなも!
キャラクターを小さく置くのも重要
今回のプロンプトでは、「玄関先に立つ小さなオリジナルキャラクター」という指定もかなり良いポイントです。
なぜなら、キャラを小さくすることで、家が主役になるからです。
AI画像は、キャラクターを大きくしすぎると、
- 背景が雑になる
- 世界観が弱くなる
- 家の造形が簡略化される
ことがあります。
ですが今回は、
- 果物ハウス
- 庭
- 巨大な花
- キノコ
が世界観の主役。
だからこそ、キャラクターを小さめに配置することで、住んでいる感じが自然に出ます。

今回は“キャラを見せたい”というより、“果物ハウスの世界”を見せたいなも
「中央配置」は実はかなり強い
さらに見逃せないのが、「中央配置された構図」という指定です。
AI画像生成では、構図を指定しないまま作成すると、
キャラクターやオブジェクトが不自然に大きく寄ってしまったり、
一部が画面から切れてしまったり、片側に偏った配置になることがあります。
ですが中央配置を指定すると、
- 絵本の表紙感
- 商品写真感
- シンメトリー感
- ミニチュア展示感
が出やすくなります。
特に今回のような、世界観を見せる画像ではかなり相性が良いです。

今回みたいな“世界観を見せる画像”と相性いいなも
プロンプトは「素材設計」が大事
今回の変化で感じたのは、
AI画像は、モチーフよりも素材指定で激変するということです。
たとえば、
- 木
- フェルト
- 粘土
- 陶器
- プラスチック
- ぬいぐるみ
- 紙
などを指定するだけで、同じ構図でも別物になります。
つまりAIは、「何を描くか」だけではなく、
「何で出来ている世界か」を理解すると、
一気に完成度が上がるんです。

今回かなり実感したのが、“AI画像は素材指定で激変する”ってことなも

“何を描くか”だけじゃなく、“どんな素材の世界か”まで設計するのが大事なんなも!
画像完成!!



温かみのある立体感になったなも!
まとめ
今回のAI画像を作るコツは、「可愛いモチーフを書く」だけではなく、
どんな素材で出来た世界なのかまで設計することです。
そうすることで、本当に存在しそうな小さな世界を作ってくれるようになります。
ぜひ今回のプロンプトをベースに、
リンゴハウスやイチゴハウス、メロンハウスなど、
いろいろな果物でも試してみてください。
きっと、自分だけの小さな物語の世界が生まれるはずです。


