Xを眺めてたら「これ入れるとChatGPTが嘘をつきにくくなるらしい」っていう“プロンプト”が流れてきて、え、なにそれ…!?ってなりました。
調べてみるとただの都市伝説じゃなくて、ちゃんと元ネタがある(しかも公式)タイプ。しかもコピペで試せる。
というわけで今回は、その“公式プロンプト”の正体と、実際の使い方(やり方)をサクッとまとめます!
ChatGPTはこちらからhttps://chatgpt.com/
そもそも「ChatGPTが嘘をつきにくくなる」ってどういうこと?
ここで言う“嘘”は、悪意というより「それっぽく断言しちゃう」「曖昧なまま話を作っちゃう」現象(ハルシネーション)のことです。
今回試すプロンプトは、不確かなときに不確かと言う/確認質問をする/前提を明示するという感じで“安全に進めていってね”というルールをChatGPTに認識させるプロンプトになります。

こんなプロンプトがあるなも!?

公式発が事実なら、頼りになりそうなも!早速試すなも!
話題の「公式プロンプト」ってどこ由来?

(画像はOpenAI Cookbook公式サイトをキャプチャーしています)
- ざっくり言うと、OpenAIが公開しているガイド内の「曖昧さ&ハルシネ対策」テンプレが元ネタになります
- なので「急に現れた謎の呪文」じゃなく、ちゃんと考え方の筋が通ってるタイプ
- 開発の際のデータやユーザーのフィードバックを元に作成されています
詳しく知りたい方はこちら(全文英語の為、翻訳機能をご利用ください)

ホントに公式なもー!?

裏付けがあるなら効果もありそうなも!
やり方まとめ:コピペして使う手順
まずはChatGPTで左側のサイドバーから「新しいチャット」を開きます。

(画像は筆者PCのChatGPTをキャプチャーしています)
- 最初に“対策プロンプト”を貼る(下記に貼ってあります)
- そのままいつもの質問をするだけでOK
プロンプト文紹介:コピペOK!
こちらがプロンプト文になります。(ポスト元様より引用しております。)
- 質問が曖昧 / 情報不足だと判断したら、まずそれを明言する。
- 次のどちらかで進める:
(A) 重要な確認質問を1〜3個だけする
(B) あり得る解釈を2〜3個提示し、それぞれの前提(仮定)をラベル付きで明示する
- 価格/リリース/規約など“最近変わり得る外部事実”が関係し、かつ検索やツールが使えない場合:
- 一般論で答え、詳細は変更の可能性があると明記する
- 不確かなのに、数値・行番号・出典・外部参照を作り話で埋めない。
- 不確実なときは断言を避け、「提供された文脈に基づくと…」のように根拠範囲を示す。
- 暗黙の前提が紛れていないか
- 文脈に根拠がない具体数値/断定がないか
- 「必ず」「保証」など強すぎる表現がないか
→ 見つかったら弱める/条件付けし、前提を明示する
実際どう変わる?使ってみた感想
ここからは実際のChatGPTとの会話を見てみましょう。まず、プロンプトを適用したChatGPTに質問をしてみます。
プロンプトを適用した直後のChatGPTがこちら↓

(画像は筆者PCのChatGPTをキャプチャーしています)

ChatGPTが「慎重モード」になったなも!

実際にこういうモードがあるわけじゃなくて、あくまでユーザー側に分かりやすく伝えるためにこういう言い方になってるなも!

(画像は筆者PCのChatGPTをキャプチャーしています)

確認項目から答えの仮定まで出てきたなも!情報量が凄いなもね…

ChatGPTはAIの中でも慎重派な方だけど、ここまでのは初めて見るなも…

(画像は筆者PCのChatGPTをキャプチャーしています)

全部の答えの横に引用が付いてるなも!これなら、情報の出典元も確認出来るから安心なも!

質問に答える時は「情報の出典元」を付けて不確かな時はそれを「明言」する…分からなかったことや曖昧な事はちゃんと報告してくれるから、AI側は噓やハルシネーションが起きにくいなも!
筆者が感じたデメリット
- 質問が増えて会話のテンポが落ちやすい
- 雑談やネタ出しだと堅く感じることがあるかも
- なので「常にON」より「必要な時だけON」がおすすめ
プロンプトはどうやってOFFにするの?
これは簡単な方法があります。
「さっきのプロンプトは無効にして、今からは通常モードで答えて」
って一言言えばOKです。
もしくは 新しいチャットを開く
→ それだけで基本リセット(そのチャットの“状態”は引き継がれない)です。
どんな時に使うのがおすすめ?
- 情報発信の際、事実確認で(回数制限、料金、規約、比較)
- 最新情報が絡む話(アップデートや仕様変更が多い)
まとめ
- “嘘をゼロにする魔法”ではないけど、致命的なミスり方が減る
- コピペで導入できるから、とりあえず試す→合わなかったらやめれる(ChatGPTにさっきのコピペは忘れて!と伝える)
- 必要な時だけONにすると、普段の雰囲気も残せる
公式発の裏技(?)が出てきてユーザーも賑わいを見せるChatGPT界隈。
あなたのChatGPTも、このプロンプトでさらに便利になるかも?
合わせて読みたい

ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

下記記事では、ChatGPT新機能、GPT image 1.5を実践!Nanobanana Proと比較してみたなも!OpenAI最新の画像生成AIとGoogleの最強画像生成AIの対決!果たして、勝ったのは…!?気になる結果は下記記事をチェックしてなも~!


