最近SNSで話題になっている「Google Geminiのnanobanana(ナノバナナ)」。
正式名称は Gemini 2.5 Flash Image という画像生成・編集モデルです。AIを使ってイラストや写真を“フィギュアのように見える画像”に変換できるのが面白いところ。
以前当ブログで紹介した際は筆者の上司までもがフィギュア化してしまうという珍事?が発生したシロモノです。
そんな訳で今回は、Gemini(ナノバナナ)で実際に使えるフィギュア化プロンプトをいくつかご紹介します。
nanobananaってなに?
Googleが作った最新の画像生成AI。ざっくり言うと:
- キャラや物を同じまま複数の画像にできる
- テキストで「背景を変えて」とか指示できる
- 複数の画像を合成できる
- 画像にはAI生成って分かる透かし(SynthID)が入る
イラストが“グッズの宣材写真”っぽく変身するのが最大の魅力です。
「このイラストのフィギュアあったらなぁ…」をそのまま(画面の中で)形に出来ちゃいます。
生成AIの本気をこれでもかっ!て位感じますね。
Gemini公式チャットボットはこちら→https://gemini.google.com/app?hl=ja
プロンプト例を4つ紹介
今回は以前の記事で紹介したものとは別のプロンプトを4つ、ご紹介します。
このままコピペして使えます↓
1.キャラ一貫生成
Generate the following three outfit styles while keeping the character’s face and hairstyle consistent with the reference illustration (same facial shape and features, hairstyle must be kept exactly, and hair color, skin tone, and body proportions should match)on one picture.Nurse: clean white uniform with stethoscope, bright hospital corridor. Barista: brown apron, notepad, warm café interior. Librarian: brown suit, glasses, desk surrounded by shelves.
このプロンプトは同じキャラクターを複数生成して、衣装・髪型等を変えられるプロンプトです。
「あのキャラがここで働いてたら…」とか学パロ(学生パロディ)なんかも出来るわけですね。
2. 4コマ漫画風
Create a 4-panel comic featuring this character, keeping the background consistently in front of the school gate with a visible sign reading Filmora School. Panel 1 – Anticipation: eyes sparkling with excitement, hands clasped in front of chest, clock showing 3:00. Panel 2 – Waiting: slightly anxious expression while looking at the clock, holding a bag while standing, clock showing 3:30. Panel 3 – Disappointment: slumped posture with a sigh, shoulders dropped, sunset light beginning to cast. Panel 4 – Relief: smiling with a sense of relief, waving hands
このプロンプトは4コマ風の画像を生成出来ます。予め、題材にするフィギュア等の画像を用意しておきましょう。
3.ショーケース展示バージョン
Create a 1/7 scale PVC anime figure displayed inside a glass showcase, standing on a black circular base with soft lighting. Place multiple spotlights above to highlight the glossy paint and shadows. Add a small nameplate with the character’s name in front of the base, giving it the look of an official figure exhibition.
このプロンプトはフィギュアをショーケースに展示したように生成できます。
以前紹介したプロンプトに比べてより、本格的な雰囲気を演出できそうですね。
4.三面図作成
Character model sheet of this girl in an A-pose, showing front, side, and back views.
最後はちょっと変わったプロンプトをご紹介。
このプロンプトは生成したフィギュア画像の三面図を作成してくれます。
モデルを共有したり、3D化するのにも役立ちそうです。ちょっとクリエイター向きのプロンプトですね。
参考にする為のフィギュア画像の用意もお忘れなく!
おまけ.こんなプロンプトも
Xユーザーからも様々なプロンプトが発掘されているようです。一例を見てみましょう。
心なしか、この男性からも映画のワンシーンのような憂いを感じます。
このプロンプトを使えば、シネマティックな雰囲気が演出できるかもしれませんね。
実際にやってみた!
早速筆者も試してしました。
まずはフィギュアキャラクターを生成します。今回は職場の観葉植物を擬人化してみます。
これが…
こうなります。

いい感じです。あの観葉植物がこんな包容力を秘めていたとは驚きました。
次は三面図を見てみましょう。

可愛いんですが…ドレスどこ行った?
何回も試したのですが、二度とドレスは着てくれませんでした。ですがおよそイメージ通りです。三面図だけでなく表情差分や髪型差分まであります。
考えてみれば、元が観葉植物なので妖精的なイメージでしょうか。そう考えれば納得です。
最後に、4コマ漫画風にしてみましょう。

読み順は左上、左下、右上、右下…だと思います。
学校でテストでもあったのでしょうか。緊張から解放されて、もしくはいい結果が取れてやったー!という4コマ漫画でした。
(画像はGoogleGeminiよりキャプチャーしています)
まとめ
Google Geminiのnanobananaを使えば、まるで本物のスケールフィギュアを撮影したかのような画像がサクッと作れちゃいます。もちろん実物のフィギュアが出てくるわけじゃないですが、「こんなの欲しい!」を形にするのには最高のツールです。
まずは気軽に試して、筆者と共にナノバナナライフ、楽しんでみませんか?
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ここまで記事を読んで頂きありがとうございます!
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