AI画像生成ツールの進化が止まりません!その中でも最近とくに話題なのが NanoBanana Pro(Gemini 3 Pro Image) です。
Google公式アカウントが投稿した「日本語対応の4コマ漫画」がSNSで大きくバズり、
「ほんとにこんな漫画が作れるの?」「自分のキャラで再現できる?」
といった声が一気に増えました。
そこで今回は、実際にNanoBanana Proを使って “Google公式風4コマ” をどこまで再現できるのか? を検証してみました。
Nanobanana Proが使えるGoogleGeminiはこちらhttps://gemini.google.com/app?hl=ja

(画像はGoogle Gemini公式サイトをキャプチャーしています)
NanoBanana Proとは?
NanoBanana Proは、Googleの最新画像生成モデルで、
・日本語テキスト入り画像の精度
・キャラの一貫性
・漫画のようなコマ割り
が大幅に向上したのが特徴です。
特に今回のような 日本語の吹き出し入り4コマ漫画 は、通常のAIでは苦手とされてきた領域。
そのため、Google公式のデモ投稿が出たときも
「ついにここまで来たか…!」とSNSで大きな話題になりました。

SNSでも連日話題になってるなも!

元々のNanobananaも凄かったのに、それが更に進化してるなも!皆夢中になるなも!
公式4コマの構成を“そのまま”真似してみる
今回参考にしたのはこちらの公式投稿↓
この流れをそのまま再現してみることにしました。
- キャラがスマホで“日本語4コマが作れる”と知る
- さっそくPCでプロンプト入力
- 4コマが完成して大喜び
- 最後に感動して終了
という4コマ特有の起承転結が分かりやすい構成です。

公式アカウントの物も凄いなも!構図も分かりやすくていいなもね!

このポストのツリーにプロンプトもあるから、気になる人はチェックしてみてなも!
実際に作ってみた4コマ(生成結果)
早速実践です!Nanobanana Proに頼んで出来上がった画像がこちら!

(画像はNanobanana Proより生成しております)

凄いなも!ちゃんと4コマ漫画になってるなも!
って…僕の自慢のプレートがないなも~!?

ボクの方はバッチリ再現できてるなも!
あんたはあれがないと変な感じなもね(笑)
見ての通り、レイアウトもセリフも自然で、
「え、ほんとに1プロンプトでここまで行けるの?」と思うほどまとまった4コマになりました。
シンナモ(スライム)の方はトレードマークのプレートが取れてしまいましたが、キャラの表情変化、吹き出しの位置、色使いなど、
漫画として十分読めるクオリティです。
使用したプロンプト(一例)
今回使用したプロンプトはこちら!
※Nanobanana Proに分かりやすくて伝えるため、英語指定のプロンプトにしてあります。
A 4-panel manga (4-koma) in a bright pop anime style, Japanese text bubbles.
Characters:
Girl: Green wavy hair, green eyes, wearing a white cap with red "AI" text, green hoodie, green shorts, white thigh-high socks with green stripes.
Mascot (Shinnamo): A cute green slime creature with green pixel-square eyes, wearing a white hat with red "AI" text.
Panels:
Panel 1: The Girl shows a smartphone screen to the Mascot excitedly. Text bubble says: "Nano Banana Proで4コマ漫画も作れるんだって!"
Panel 2: Both represent sitting at a desk in front of a PC, looking serious and typing. Text bubble says: "プロンプト入力中..."
Panel 3: The PC monitor shows a comic strip of the Mascot. The Mascot is celebrating with joy. Text bubble says: "すごいなも!完成したなも!"
Panel 4: The Girl smiles gently at the Mascot, who is blushing happily. Text bubble says: "感動だね".
Style: Vivid colors, flat cel-shading, cute, high resolution, white background with comic panel borders.
漫画制作系は「キャラの特徴」「絶対に省略してはいけないパーツ」「4コマの流れ」
この3点を書いておくと、仕上がりの安定感がグッと増します。
やってみて分かったNanoBanana Proの強み
● ① 日本語テキストがしっかり読める
吹き出しのフォントが自然で、文章も崩れづらい印象でした。
とくに「縦書き・横書き」「吹き出しの形」などの処理が安定しているのは大きいです。
● ② コマ割りの理解がかなり高い
4コマ漫画の典型的レイアウトを“そのまま表現”できていて、
コマ落ちや配置のズレもほぼありませんでした。
● ③ キャラの一貫性が優秀
髪型・色味・帽子・輪郭など、コマ間でのバラつきが少ないのは大きな進化。
ただし“帽子の文字(AI)”などの細かい要素はやや省略されやすいので、
プロンプトで“絶対描け”と強調するのが大事です。
注意点:小物や文字要素は消えやすい
今回の生成では、
スライムのシンナモの「AI」と書いてあるプレートが消えてしまいました。
AIモデルは 「細かいロゴ」「小物」 を
“省略しても成立するなら省略しがち” というクセがあります。
以下のように強めに指示することで改善できるかもしれません。
In every panel, make sure Shinnamo's white “AI” plate hat is clearly visible.
Do not remove it, simplify it, or omit it.
こうした「キャラのアイデンティティ」は、
はっきり書かないと省略されがちなので注意ポイントです。

皆も僕を書くときはプレートを入れて欲しいなも!
お願いしますなも!

泣くほどなも!?まあ、ボクもこの帽子はお気に入りだから気持ちはわかるけど…皆も良ければ、この子を書く時はプレートを入れてあげてね!
まとめ:公式風4コマは再現できる? → 普通にいけました
結果として、NanoBanana Proは
- 4コマ漫画(日本語)
- キャラの一貫性
- 起承転結の理解
- 吹き出しの自然さ
これらをすべてこなせるほど進化していました。
Google公式が見せていた4コマは“デモ用の特別な例”ではなく、
一般ユーザーでも ほぼ同じ流れ・同じ雰囲気で再現できるレベル です。
そのうえ、オリジナルキャラで漫画が作れるので、
IPを育てたい人、ブログやSNSのネタ作りをしたい人にはめちゃ相性が良いツール と感じました。
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ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!
やっぱりこのプレートがないと落ち着かないなも!

うんうん、元に戻ってくれて一安心なも!
下記記事では、Nanobananaから始まった「キャラクターをフィギュア化するプロンプト」を大検証!各AIに同じお題を出して、どうなるかをを比較してみたなも!
気になるその結果は…是非記事をチェックしてなも~!



