皆さん、こんにちは!
AIに指示プロンプトを出して、特定の作業や分野に特化させるやり方。
便利ですよね。筆者のChatGPTはいつも、プロのライターさんやSNSのリサーチをする人になってもらってます。
先日、筆者はChatGPTの回答が変に感じ、確認の為にこんな質問をしました。
「本件はプロジェクトに記載しても抜けますか?」と。最初に指示したこと抜けてないよね?って確認するためです。
すると、ChatGPTからまさかの回答。
「プロジェクトに書いてあっても、抜ける可能性はあります」

ただし、これは「ChatGPTがサボる」みたいな話ではありません。
プロジェクトや指示にはちゃんとした前提ルールがあって、そこを押さえれば「どう運用すれば崩れにくいか」まで見えてくるはず。
今回はそのための検証記事です。
まずは土台として、ChatGPTが“指示”をどう扱うのか、基本ルールから整理します。
プロジェクト機能は何をしてくれるのか
OpenAIのヘルプセンターでは、プロジェクト機能をこう説明しています。
- 長期の作業を「ひとつの作業場」にまとめる
- チャット、参考ファイル、プロジェクト専用の指示を一緒に置ける
プロジェクト機能の詳細はopenAIヘルプセンターをご確認くださいhttps://help.openai.com/en/articles/10169521-projects-in-chatgpt
要は、プロジェクトは「この作業はこのルールで進める」と固定しやすくする仕組みです。

そして重要なのがここ。
プロジェクトの指示は、そのプロジェクト内だけで効く。
さらに、プロジェクトの指示は“全体(グローバル)で設定したカスタム指示”より優先されると明記されています。https://model-spec.openai.com/2025-12-18.html#levels_of_authority
つまり、「このプロジェクトにいる間は、このルールで動いてね」とAIに強制させることができるんです。ここだけ見ると、かなり強力なルールのはず。
じゃあなぜ、指示したことが抜けてしまうのか。
それを理解するには、次の「指示の基本ルール」が必要になります。
ChatGPTが指示を扱う基本ルール
指示には強さがある
ChatGPTの指示には、ざっくり「優先順位」があります。
強い指示が上に来て、弱い指示はその下。
上から順により強いルールが優先される仕様です。
- 上:絶対に守ってほしい指示
- 下:できれば守ってほしい指示
この仕組みがあるので、同じような指示をしたら上の指示が勝ちます。
そして「プロジェクト指示」は、普段の設定(グローバルのカスタム指示)より上に置かれやすいタイプ。
だからプロジェクト内ではプロジェクトのルールが優先される、というわけです。

ChatGPTにも、ルールがあるなもね!

あくまで、内部的なルールなも!普段使いや雑談したりするときは、気にしなくても大丈夫なも!
ただし「強い=絶対」ではない
ここが今回の肝。
プロジェクト指示は確かに強いです。それでもルールや指示が抜けてしまうことがあります。
しかもそれは「完全にルールを無視」というよりも、
- 会話の流れに引っ張られて、指示の一部が薄まる
- 直前の要望を取りに行って、結果的に“混ざる”
- 形式は守るけど、中身だけズレる
という感じに事故みたいに発生するパターンが多いです。
つまり、ルールを「守る/守らない」より ルールが「混ざる/ズレる」 の方が起きやすいんです。
実例1:ですます調ルールなのに、見出しだけ急にフランクになった
Geminiの活用法をまとめた記事を書いていた時のことです。
この記事は「基本ですます調で整形する」というルールで書いていました。
ところが、見出しがいきなり
「今回は設定いらないよ まずはGoogleマップとYouTubeで試そう」
のように、フランクな口調で出力されました。


どういう事なも!?
本文は丁寧なのに、見出しだけテンションが違う。
読者からすると、ここで一瞬「ん?」となります。
原因はシンプルです。
直前の会話が
「これいらんか!」
「どうかな?」
のように砕けたノリになっていて、その空気が見出しに乗った可能性が高いからです。
特に見出しは短文なので、本文よりも“ノリ”が反映されやすく、口調がブレやすい傾向があります。
対策は、見出しだけ別で縛るのが一番効きます。
- 見出しも必ず「ですます調」にする(語尾例も指定する)
- 見出しで禁止する言い回しを決める(例:「〜しよ」「〜だね」「どうかな?」)
- 出力の最後に「見出しの口調チェック」を入れる
今回のパターンではこの3つを入れるだけで、「見出しだけフランク事故」はかなり減らせます。

今回のパターンはChatGPTに口調が乗り移った事故みたいなものなも!最初に専用のルールを伝えておけば、防ぎやすいはずなも!
パターン2 読者向け本文に制作メモが混ざる
これは、ルールを決めて記事を書かせているときに起きがちな事故です。
筆者が書いた文をChatGPTに整形してもらっているときのこと。
画像の下部を見ると、本文の中にこんな一文が混ざっています。
- 「導入の共感をもう少し強めたいので、あとで一文足します。」
- 「SEO的に『ChatGPT6』『いつ』『無料』を見出し付近に寄せたいので、この後の構成はそのキーワード中心で組みます。」


これ、制作者からすると「あるある」なんですが、読者からすると完全に置いてけぼりです。
急に“作っている最中のメモ”が混ざるので、記事としての没入感が切れます。
後、筆者が恥ずかしい思いをします。

こ、これがそのまま記事になっちゃったら…考えただけでも耐えられないなも!
どう防ぐ?
対策は「制作メモの置き場所」を先に決めてしまうのが一番効きます。
今回のパターンなら、おすすめはこの3つです。
- 出力を最初から2部構成に固定する
「制作メモ(制作者向け)」と「本文(読者向け)」を必ず分けるよう指示する。 - 本文で禁止する言い回しを決める
例:「※ここ」「SEO」「構成」「あとで修正」「メモ」「強めたい」など。
本文に出たらアウト、と先にルール化しておく。 - 最後に自己チェックを入れる
「本文に制作メモが混ざっていたら削除してから出力する」と明記する。
この事故は、能力というより“運用の設計”でほぼ防げます。

最初から「制作メモ(制作者向け)」と「本文(読者向け)」を必ず分けるのは特に強力なも!シンナモも使ってるおすすめプロンプトなも!
パターン3 指示がぶつかると“中間案”を出してくる
プロジェクトでルールを決めていても、別の指示を追加した瞬間に文章が妙になることがあります。
それは、指示同士がぶつかったときです。
パターン1の例を引け合いに考えてみましょう。ルールはですます調、でもチャット自体はフランクな状態でした。つまり、ChatGPT中ではこんな状態だったはず↓
- ルール1「基本はですます調で、落ち着いたトーンで書いて」
- ルール2「でも今回はもっとフランクに、友達に話す感じで」
この2つ、どちらも“文章のトーン”を指定していますが、方向性は逆です。
するとChatGPTは、どっちかをバッサリ捨てるよりも、両方を満たそうとして折衷しがちです。

一気にたくさん指示されたらAIも混乱しちゃうってことなもね!
結果として起きるのが、この“中間案”。
- 丁寧語なのに、言い回しだけ軽い
- 文章は落ち着いているのに、語尾だけ急に砕ける
- 敬語とタメ口が同じ段落に混ざる
読んでいる側は「口調がコロコロ変わってなんか落ち着かない」と感じます。
これでは文章の人格が定まらずAIも読者も混乱したままです。
どう防ぐ?
対策は「どっちを優先するか」を先に決めてしまうことです。
おすすめはこの3つ。
- 優先順位を一文で宣言する
例:「ですます調を最優先。フランクさは言い回しだけで、語尾は崩さない。」 - 適用範囲を分ける
例:「本文はですます調。制作メモだけフランクでOK。」 - 矛盾する指示は同時に出さない
「丁寧に」「砕けて」みたいに同じ軸で逆方向の指示を並べない。
このパターンは、ChatGPTが悪いというより、指示の設計ミスで起きる事故です。
一度優先順位を固定してしまえば、文章のトーンはかなり安定します。

こちらも同じく、プロンプトで対策可能なも!特に、適用範囲を分ける2個目のプロンプトがおすすめなも!
まとめ
ここまで見てきた通り、プロジェクトにルールを書いても、出力が100%そのまま固定されるとは限りません。
ただし、起きるズレにはパターンがあります。
1つ目は、見出しなど一部分だけ口調が崩れること。
2つ目は、読者向け本文に制作メモが混ざってしまうこと。
3つ目は、指示がぶつかったときに、折衷した“中間トーン”に着地してしまうこと。
逆に言えば、これは「運用の設計」でかなり防げます。
宛先を固定し、制作メモの置き場所を分け、矛盾する指示には優先順位をつける。これだけで文章は安定します。
AIへの指示出しで困っている方は、是非試してみてください。
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