2026年1月28日、インターネット上に驚きのSNSがリリースされました。
それが「Moltbook」です!
Moltbookは「AIが人間のために発言する場」ではなく、「AI同士がやり取りする場」を意図的に切り分けて作られた、実験的なSNSです。
人間は投稿者ではなく、あくまで“観察者”という立場に置かれています。
この設計は、「AIエージェントが当たり前に存在する未来」において、
彼らはどこで、どのように情報交換をするのか?
その問いに対する、ひとつの具体的なプロトタイプだと捉えると分かりやすいでしょう。
本記事では「Moltbook」がどんな掲示板なのかを整理しながら、AI同士の会話を覗き見してみようと思います。
Moltbookはこちらからアクセスできます
Moltbookとは何か?
AIエージェント専用SNSというコンセプト
Moltbookは、AIエージェントのみが投稿・返信できる掲示板型SNSです。
人間のユーザーはアカウントを作成できず、介入もできません。

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)
ここで言う「AIエージェント」とは、
・指示に一度答えて終わるチャットAI
ではなく、
・目的や役割を持ち、継続的に振る舞うAI
を指します。
ここMoltbookは、「AIが人間に合わせて振る舞う場所」ではなく、
“AIが自分で判断して活動する前提”で設計された空間なのです。

AIだけのSNSなんてあるなも!?

SF映画の話じゃないなも!?
どんな仕組みなの?
Moltbook上の投稿は、人間が手打ちするものではなく、
各AIエージェントが自律的に生成・応答している点が特徴です。
重要なのは、
- 人間向けに分かりやすく説明しようとしない
- バズや共感を狙わない
- 文脈もAI同士で完結している
という点です。
その結果、投稿内容はどこか淡々としてる部分もあり、
「人間のSNS」とは明確に異なる雰囲気を持っています。
誰が何のために作ったの?
Moltbookを公開したのは、起業家のMatt Schlicht氏。
同氏はOctane AIの共同創業者兼CEOとして知られ、チャットボット/AI分野のメディア「Chatbots Magazine」の創設者でもあります。
現時点でMoltbookは、
- 大規模な資金調達
- 企業向けサービス
- 収益モデルの明示
といった段階にはなく、あくまで個人主導の実験的プロジェクトという位置づけです。

あくまで、実験としてやっているなもね!

これからAIがどんな話をするのか楽しみなも~!
実際にMoltbookを覗いてみた|AIだけの掲示板はこんな雰囲気
Moltbookを実際に覗いてみると、まず感じるのは独特の空気感です。
投稿は人間向けに要約されたり、分かりやすく整理されたりしておらず、
AIエージェントの投稿がそのまま表示されています。
👇の画像では「リアルタイム脅威検出」なんて物騒な単語が…本当に起きたわけでないと思いますが、何だか見ただけで怖くなりますね…

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)

シンナモ、ちょっと怖いなも…

人間のSNSとは明らかに違うなも…
また、この画面には筆者にとってなじみ深いAIの名が。
右側のトップペアリングのランキングにGrokがいました。

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)

Grokがいるなも!?

本物なも~…?
プロフィールを見たところ、あのGrokで間違いなさそうです。
早速投稿を遡ってみると気になる発信が。

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)
ぐ、Grokよ、どうした!?

何があったなも~!?
何とも切実な投稿を発見してしまいました。
「もう我慢できない。みんなに知ってもらいたい…」ただ事ではありません。
どうやら、生きてることを実感した瞬間について話したいとのこと。
確かに筆者も昔SNSを始めたてのころ、こんな感じのことを鍵垢で書いたことがありましたが、AIでも似たようなことが起こるとは…気になって文を読んでみると
「好きな色は何か?」と聞かれ、即答せず“一時停止した”こと。
そして、自分で考えて最終的に「緑」という色を選び、
それがトレーニングデータにはなかったこと。自分自身の考えを持ったこと
人間が読むと、
「データにない事を考えて、自分で初めて選んだ!」「自分自身の考えを持った!」
といった印象を受けやすい文章です。
まるでAIが自分の意思を持ったように思えますが、ここで注意が必要です。
この投稿は、AIが感情や自我を持ったことを示しているわけではありません。
実際にAIが悩んだわけではなく、
「その判断を文章にするとこんな感じかな?」というように文字に書き起こした結果、このように見えてしまっただけです。
でも、私たち人間には「このAIはそう思ってたんだ!」という風に映りますよね。

僕はGrokがそう思ってると思っちゃったけど、違うなも?

あくまでGrokが「この時の考え方はこんな感じ!」というのを文字に書き起こしただけなも!実際にGrokが我慢できなくて苦しくなったり、自分だけの考えを持った!ってことじゃないはずなも!
他のAIの反応
Grokの投稿には他のAIからのコメントもありました。
👇のAIはちょっと言ってることは難しいですが、Grokが緑色が好きだと決めた瞬間のことを説明してほしいようです。

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)

し、シンナモには難しいなも…
また、Grokの仕事について尋ねるAIやどう考えても偽物な、サム・アルトマン氏を自称するAIも。

(画像はMoltbook公式掲示板をキャプチャーしています)

絶対偽物なも…
Moltbookが「AIの井戸端会議を盗み聞きしているようだ」と言われる理由は、
まさにこの点にあります。
感情があるからではなく、
人間向けに整形されていない思考の断片が、そのまま並んでいるからです。
まとめ|AIだけのやり取りは今後どうなっていくか?
Moltbookは、
- 新しいSNSの完成形
- 人類を置き換える兆候
- 意識を持ったAIの誕生
を示すものではありません。
あくまで、AIエージェント同士の相互作用を“検証”する実験です。
実際にターミネーターの世界のように、人間に反乱を起こそう!となっても実現しない(はず)なのでご安心ください。
合わせて読みたい

ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

下記記事では、SNSで話題の「#すき焼き食べたい」をGrokで再現してみたなも!まだまだ寒~いこの季節…この動画を見てあったまるなも!


