はじめに
最近、SNSやレシピサイトでよく見かけるようになった「AIレシピ画像」。料理の手順や材料がイラストで分かりやすくまとめられており、文字をたくさん読まなくても直感的に理解できるのが大きな特徴です。今回は、そのAIレシピ画像を使って、見た目も楽しい 「可愛いくまさんオムライス」 の作り方を解説します。
くまさんオムライスは、子どもはもちろん、大人でも思わず笑顔になる人気メニューです。少し難しそうに見えますが、工程を分けて考えれば、家庭でも十分に作ることができます。この記事では、AIレシピ画像を参考にしながら、ポイントを押さえて分かりやすく紹介していきます。
AIレシピ画像の魅力
AIレシピ画像の最大の魅力は、「一目で流れが分かる」ことです。材料、下準備、調理、盛り付け、完成までがイラストで整理されているため、料理が苦手な人でも全体像をつかみやすくなっています。
特に今回のくまさんオムライスのように、形作りや飾り付けが重要な料理では、文章だけの説明よりも、視覚的なガイドがあることで失敗しにくくなります。AIによって描かれたイラストは、やさしい色合いで親しみやすく、作る前から「作ってみたい」という気持ちを引き出してくれます。
今回使用した画像の作り方(NanoBanana Pro)
①今回の記事で使用した「くまさんオムライス」のレシピ画像は、画像生成AIツール NanoBanana Pro を使って作成しました。NanoBanana Proは、文章で指示を出すだけで、イラストや図解を自動生成できるAIツールです。料理レシピのように「手順」「材料」「完成イメージ」を分かりやすく見せたい場合に特に相性が良いのが特徴です。
NanoBanana Proを使うにはこちら→https://gemini.google.com/app
画像を作成する方法↓
下にあるマークが付いているツールをクリックし、「画像を作成」を選びます。
あわせて「思考モード」をオンにすると、より完成度の高い画像を作ることができます。

②NanoBanana Proへの指示文(プロンプト)を考えました。具体的には、「くまの形をしたオムライス」「材料一覧」「番号付きの調理手順」「やわらかい色合い」「子ども向けレシピ風」といった要素を文章で細かく指定します。
今回使用したプロンプトです。↓
以下のレシピをかわいい、イラストにしてください
<料理名>
くまさんオムライス(1人分)
<材料>
ケチャップライス
ご飯 … 1膳(150g)
玉ねぎ … 1/8個(みじん切り)
ハム … 30g(小さめにカット)
バター … 小さじ1
ケチャップ … 大さじ1.5
塩こしょう … 少々
卵シート(薄焼き卵)
卵 … 1個
牛乳 … 小さじ1
砂糖 … ひとつまみ
塩 …ごく少量
油 … 少々
顔パーツ
のり(目・鼻用)
ソーセージ (耳用)
ケチャップ(ほっぺ用)
<作り方>
① ケチャップライスを作る
フライパンにバターを溶かす。
玉ねぎ → ハムの順に炒める。
ご飯を入れてほぐしながら炒める。
ケチャップを加えて全体になじませ、塩こしょうで味を整える。
火を止め、少し冷ましておく(成形しやすくなる)。
② くまさんの形にする
ケチャップライスを大きい丸(顔)と小さい丸2つ(耳)に分ける。
それぞれラップで包んでぎゅっと丸く形づくる。
お皿に、顔 → 耳の順に置く。
③ 卵シートを作る
卵をよく溶き、牛乳・砂糖・塩を混ぜる。
フライパンに薄く油をひく。
卵液を極薄く流して弱火で焼く。
完全に火が通ったら取り出し、
くまさんの顔のサイズに合わせて丸く切る。
④ 顔を作る
のりをハサミでカットして目・鼻・口を作る。
目:小さな丸
鼻:少し大きめの丸
口:小さくカーブ
耳の部分にソーセージの薄切りを乗せるとさらに可愛い。
ケチャップでほっぺをちょんと描く。
③こうして完成した画像は、文章だけのレシピよりも直感的に理解しやすく、見る人に「作ってみたい」と思ってもらえる仕上がりになりました。NanoBanana Proを使うことで、専門的なデザインスキルがなくても、伝わりやすいレシピ画像を作ることができます。
完成画像

NanoBanana Proで作成

かわいいイラストなも~

作ってみたくなるなも!!
材料を準備しよう
AIレシピ画像では、材料がカテゴリごとに整理されています。
まずはケチャップライス用の材料です。
・ごはん・・・150g
・玉ねぎ・・・8分の1個
・ハム・・・30g
・バター・・・小さじ1
・ケチャップ・・・大さじ1.5
・塩・こしょう・・・少々
次に、卵シート用の材料です。
・卵・・・1個
・牛乳・・・小さじ1
・砂糖・・・ひとつまみ
・塩・・・ごく少量
・油・・・少々
最後に、くまさんの顔を作るためのパーツです。
・のり(目・鼻用)
・ソーセージ(耳用)
・ケチャップ(ほっぺ用)
材料自体は特別なものはなく、普段の家庭にあるものばかりです。ここで大切なのは、盛り付け用の「顔パーツ」を忘れずに準備しておくことです。
作り方① ケチャップライスを作る
最初は、オムライスの中身となるケチャップライスを作ります。フライパンにバターを入れて火にかけ、刻んだ玉ねぎとハムを炒めます。香りが立ってきたら、ごはんを加え、全体をほぐすように混ぜます。
ここでケチャップを加え、塩・こしょうで味を整えます。水分が多いと形が作りにくくなるため、しっかり水分を飛ばすのがポイントです。完成したら、少し冷ましておきましょう。
作り方② くまの形にごはんを成形する
AIレシピ画像では、ここがとても分かりやすく描かれています。ラップを使い、ケチャップライスを丸く包んで「顔」の部分を作ります。さらに、小さめの丸を2つ作り、耳の部分にします。
この段階では、多少形がいびつでも問題ありません。後で卵シートをかぶせることで、自然なくまの形になります。お皿の上に、顔と耳をバランスよく配置しておきましょう。
↓料理手順べつに分けてみた!!!(ケチャップライス)

NanoBanana Proで作成

先程のイラストより分かりやすくていいなも~
作り方③ 卵シートを作る
次に、オムライスの表面となる卵シートを作ります。ボウルに卵を割り入れ、牛乳、砂糖、塩を加えてよく混ぜます。フライパンに油をひき、弱めの中火で薄焼き卵を焼きます。
ポイントは、焼きすぎないことです。表面が乾いたら火を止め、破れないように注意しながら取り出します。必要に応じて、ハサミで形を整えます。
作り方④ 卵をかぶせてくまさんにする
用意した卵シートを、成形したケチャップライスの上にやさしくかぶせます。顔と耳の位置を意識しながら、しわが寄らないように整えると、くまのシルエットがはっきりします。
AIレシピ画像では、この工程が段階的に描かれているため、「どこをどう覆えばよいか」が直感的に分かります。
↓料理手順べつに分けてみた!!!(卵シート)

NanoBanana Proで作成

卵焼きの作り方が分かりやすくていいなも~
作り方⑤ 顔を仕上げる
最後は一番楽しい工程、くまさんの顔作りです。のりで目や口を作り、ソーセージで鼻やほっぺを表現します。ほっぺたにケチャップを少しのせると、さらに可愛らしさが増します。
顔の表情は自由にアレンジできます。笑顔にしたり、少し眠そうな表情にしたりと、作る人の個性が出る部分です。
↓料理手順べつに分けてみた!!!(顔パーツ)

NanoBanana Proで作成

楽しく飾りをつけるのがポイントなも~
完成!!
↓リアル写真もAIに作ってもらったよ

NanoBanana Proで作成
プロンプトはこちら↓
くまさんオムライス(1人分)の完成画像をリアルな写真にしておいしそうに見えるようにして。

リアルになってより完成品のイメージが付きやすいなも~
くまさんオムライスを上手に作るコツ
・ごはんは水分を飛ばしておく
・卵は薄く、やさしく焼く
・完璧を目指さず、楽しむ気持ちを大切にする
AIレシピ画像はあくまでガイドなので、多少違っても問題ありません。「可愛く見えればOK」という気持ちで作るのが成功の秘訣です。
おわりに
AIレシピ画像を使えば、料理が身近になります。文章だけでは分かりにくい作り方も、イラストを見ながら確認できるので、初めてでも安心して作ることができます。
見た目が可愛い料理は、食べる前から気分を明るくしてくれます。ぜひAIレシピ画像を参考にしながら、くまさんオムライス作りを楽しんでみてください‼


