はじめに
近年、SNSを中心に世界的なミームとして広がっている「トゥントゥントゥンサフール(Tun Tun Tun Sahur)」は、独特なリズム感とコミカルな雰囲気で、多くの人の創作意欲を刺激しています。こうしたミームは、AI画像生成・動画生成との相性が非常に良く、誰でも簡単にオリジナル作品を作れる時代になりました。
本記事では、GoogleのGeminiとOpenAIのSora2を使って、「トゥントゥントゥンサフール」をテーマにした画像と動画を制作する方法を、初心者にも分かりやすく解説します。AI創作が初めての方でも実践できる内容を目指します。
トゥントゥントゥンサフールとは
「トゥントゥントゥンサフール」は、主に海外のショート動画やミーム文化から広まったフレーズで、太鼓のようなリズム音とともに使われることが多い表現です。意味そのものよりも、音の楽しさ・繰り返し・中毒性が重視され、キャラクターの動きや表情と組み合わせることで、強い印象を与えます。
AI生成では、この「リズム感」「コミカルさ」「少しシュールな世界観」をどう表現するかがポイントになります。
トゥントゥントゥンサーフール達が紹介されているサイトだよ↓
イタリアンブレインロット&トゥントゥントゥンサーフール キャラクター図鑑
Geminiで画像を作る方法
Geminiの特徴
Geminiは、文章理解力が高く、イメージを言葉で細かく指定できる点が強みです。キャラクター設定や雰囲気づくりに向いており、ミーム系のイラスト生成とも相性が良いAIです。
Geminiはこちら⇒https://gemini.google.com/app
画像生成の基本手順
- Geminiにアクセスし、画像生成が可能な環境を選ぶ(「ツール」から「画像を作成」か「画像の作成」)
- プロンプト(指示文)を入力する(思考モードにすると完成度が上がる)
- 出力された画像を確認し、必要に応じて修正する(もう一度試してみたり少しプロンプトを変える)

プロンプトの書き方(例)
「トゥントゥントゥンサフール」を表現する場合、単語だけでなく動きや感情を言語化するのが重要です。
例:
- 明るくコミカルなキャラクター
- 太鼓を叩いてリズムを刻んでいる
- 表情は楽しそうで少しシュール
- カラフルでミーム風のイラスト
このように指定すると、SNS向けの印象的な画像が生成されやすくなります。
今回はこのようにプロンプト指定しました↓

画像クオリティを上げるコツ
- 「cartoon style」「meme style」など作風を明示する
- 背景はシンプルにして主役を目立たせる
- 一度で完璧を狙わず、微調整を繰り返す(プロンプトを少し変えてみる)
完成画像↓

Sora2で動画を作る方法
Sora2の特徴
Sora2は、テキストから高品質な動画を生成できるAIで、動き・カメラワーク・時間の流れを表現できる点が大きな強みです。「トゥントゥントゥンサフール」のようなリズム系ミームには特に向いています。
Sora2はこちら⇒https://sora.chatgpt.com/profile
動画生成の基本手順
- Sora2にログイン
- 動画用プロンプトを入力(今回はGeminiで作った画像も貼る)
- 動画の長さや雰囲気を指定
- 生成結果を確認し、必要に応じて再生成(プロンプトを少し変えてみる)

動画プロンプトの考え方
動画では「何が」「どう動くか」を時系列で意識します。
例:
- キャラクターが太鼓を叩く
- 叩くたびに体がリズムよく動く
- カメラが少し揺れて臨場感を出す
- コミカルでテンポの良い雰囲気
短い動画でも、動きがはっきりしていると印象に残りやすくなります。
今回はこのようにプロンプト指定しました↓

ミーム動画向けのポイント
- 5〜10秒程度の短尺にする
- 動作は大きく、誇張気味に
- ループ再生を意識した構成にする
Gemini+Sora2を組み合わせる方法
より完成度を高めたい場合は、Geminiで画像イメージを固めてから、Sora2で動画化する流れがおすすめです。
- Geminiでキャラクターや世界観を決める
- その設定を文章として整理する
- 整理した文章をSora2の動画プロンプトに使う
こうすることで、静止画と動画の雰囲気が統一され、作品としての完成度が上がります。
ティックトックで見るにはこちら
今回の完成動画↓
注意点とマナー
ミーム制作では、著作権や利用規約への配慮も大切です。実在の人物に酷似した表現や、他者を傷つける内容は避けましょう。また、SNS投稿時には「AI生成」であることを明記すると、トラブル防止につながります。
おわりに
GeminiとSora2を使えば、「トゥントゥントゥンサフール」のようなミーム作品も、特別な知識がなくても作ることができます。大切な事は、音のリズムを感じられること、見て楽しいこと、ひと目で内容が伝わることです。
AIは、アイデアをそのまま作品に変えてくれる便利な道具です。使い方を少し工夫するだけで、表現できる世界は一気に広がります。ぜひオリジナルの「トゥントゥントゥンサフール」を作って、AI創作を楽しんでみてください。
ちなみに、スマブラ風の加工も出来るプロンプトもあります、よかったらみてみてください!!!



