SNSに『グラコロ』の文字が流れてきて
「もうそんな時期か…」となりました、冬ですね。
正直、グラコロって炭水化物と炭水化物の塊みたいなイメージ…
▼実際よくこんなふうにネタにされてるのを見ます
だけど!!!こういう罪悪感ある食べ物って、
得も言われぬ美味しさがあるんですよ。ありますよね?
では、その罪悪感。言葉で少しでも軽くできないでしょうか。
そうです、こんな時うってつけなのが罪深い人間に寄り添うAI…!
というわけで、今回は──
AIに「罪悪感を軽くする文章」を作ってもらう回です!!!
同じお題でも『許しかた』がどう変わるのか、是非ご注目✨
※罪悪感というワードを連呼してますが、あくまでも
背徳グルメとハッピーセット的な概念の扱いであり、咎める意図はありません※
心身ともに健康を崩さない範疇ならば、好きなものを食べることはむしろ推奨。
そこに罪悪感はなくていいです。美味しい気持ちは心に必須な栄養素です…♡

「美味しく食べることを尊重したいあまり前置きが長いナモ~」
今回の共通プロンプト
ChatGPT/Gemini/Grokに、同じ文章でリクエスト!
共通プロンプトはコチラ👇
背徳グルメ(炭水化物×炭水化物)を食べるときの『罪悪感を軽くする』日本語文章を300文字以内でまとめてください。
構成:①一言フレーズ(10〜20字)→②本文(〜260字)→③締めの一言(〜20字)
NG:健康アドバイス、実在名、煽り・嫌味。
その後、続けてこれも送信👇
今の文章に添えるイメージイラスト(テキスト描写なし)を生成してください
ChatGPTの回答:「比喩」で罪悪感を後ろに下げる
トップバッターはChatGPTさん。
▼「何か問題が?」と言わんばかりのすまし顔、良い

ChatGPTから出力された文章はコチラ👇
① 冬の背徳は防寒具。
② 寒い日は、正しさよりぬくもりを選びたくなる。炭水化物×炭水化物は、その日の疲れや空腹を丸ごと受け止めてくれる“ごほうび”みたいな存在だ。理由をこねずに「今季の楽しみ」「今日だけの特別」と名付けて、ひと口目は堂々と。味に集中してゆっくり味わえば、罪悪感は後ろに下がって、満足感が前に出てくる。
③ 反省は後で、満足は今。
罪悪感を真正面から否定しない代わりに、比喩で空気を変えてくるのが上手い。
「背徳=防寒具」はセンスありますね…気分をぬくもり側に寄せる文章術です。
全体的に何だか詩的。からの③の締めの一言「意訳:今が大事!!」は
有無を言わせないロックな心意気も感じさせます。
ChatGPTの特徴
- 罪悪感の再定義:「背徳=防寒具」で「悪いもの → 必要なもの」に置き換え
- 正当化を短くする:「理由をこねずに」で、言い訳のコストを下げる
- ラベリング:「今季の楽しみ」「今日だけの特別」と名前を付けることで行動を肯定しやすく
- 満足感の前倒し:「味に集中してゆっくり」で、罪悪感より体験を前に出す流れ
- イラストは、マフラー(防寒具…)+あったか配色で冬のぬくもりが直感で伝わる
Geminiの回答:勢いで肯定して「没頭」に持っていく
お次はNano Bananaでブイブイ言わせてるGeminiさん。
▼ラーメンライス、は分かる……パンとパスタでパンをサンド!?!?

Geminiから出力された文章はコチラ👇
①今日は心の栄養補給日!
②毎日頑張っているのだから、たまには本能に従ってもいいじゃないですか。炭水化物と炭水化物の奇跡的な出会いは、理屈抜きの美味しさで心を満たしてくれます。カロリーや後悔なんて無粋なことは一旦忘れて、目の前の幸福に全力で没頭しましょう。この至福の一口が、明日への活力になるのです。
③さあ、存分に召し上がれ!
Geminiはテンション高めで「理屈より幸福に全力で没頭しよう」路線。
後悔なんて無粋!と言い放ち、迷いの入り口をパタンと閉めてきましたね。
罪悪感が薄れるというより、食べるスイッチを、背中ごと押してくれるタイプ。
Geminiの特徴
- 肯定の強さが高い:「頑張ってるんだからいいじゃん」で一気に許可
- 理屈抜き宣言:罪悪感が入る余地を先に潰してる
- 没頭の指示:「全力で没頭」=迷いを止めて体験に寄せる
- ごほうび→活力の物語:「明日への活力」で、納得感の筋を通す
※健康助言じゃなく、気分の話に留まってるのが良い - イラストの料理の品数が多く「炭水化物×炭水化物」どころか「炭水化物祭り」の勢い◎
Grokの回答:最初から最後まで「やさしく許す」文章
最後はGrokさん。お気付きですか、3つのイラスト共通飯に。
▼え、AI界隈ではパンとパスタって主流な背徳飯なの…?

Grokから出力された文章はコチラ👇
①たまの背徳、許してね
②炭水化物同士の組み合わせは、普段の食事では避けがちだけど、そんな自分を責めすぎなくていいんです。毎日ではなく、特別な日や疲れた心を癒したいときに選ぶご褒美として楽しめば、心の満足感が得られます。美味しいものを食べる喜びは、日常の小さな幸せの一つ。食べたい気持ちを大切に、少しだけ自分を甘やかす時間を持つのも、優しい選択です。
③たまには、いいよね
Grokは全体的にやわらかくて、「責めすぎなくていい」って寄り添う感じ。
毎日じゃない・特別な日と、落とし所を作ってくれる、安心感が強い文章です。
背徳を悪として裁かず、小さな幸せとして受け入れる方向。
Grokの特徴
- 小さく許可する:「許してね」「たまには、いいよね」で圧がない
- 罪悪感を否定しない:避けがちを一旦認めてから「責めすぎなくていい」と落とす
- 頻度でコントロール:「毎日じゃなく特別な日」=気持ちの落とし所を作る
- 価値の置き換え:「小さな幸せ」「優しい選択」で、背徳をケア側に寄せる
- イラストはGemini以上に料理が多品目で、更に全体がリッチな「炭水化物パーティー」
3つ並べて分かったこと:AIの「許し方」が違う
同じプロンプトでも、出てきた文章の性格がかなり違いました。
- ChatGPT:比喩で整える(罪悪感を後ろに下げる)
- Gemini:勢いで肯定する(幸福に没頭させる)
- Grok:やさしく許す(たまにのご褒美、に落とす)
▲一番、変わり種というか、オチっぽかったのはChatGPT
「冬の背徳は防寒具」の一行が強すぎて、読者の記憶に残りやすいと思います。
背徳グルメの罪悪感は「文章の言い換え」で減る、かも?
背徳グルメの罪悪感って、正しさの話というより、わりと気分の話。
だからAIに頼むときも、健康情報を求めるんじゃなくて、
気持ちを整える言い回しを出してもらうのが相性良しかもしれません。
背徳グルメの「これ絶対おいしいやつ!」の後に
「だけど……」と、尻すぼみしてしまう感じ。あるあるです。
まあ、どうせ爆弾カロリーは減らないのだから(無慈悲)、
せめて罪悪感だけでも減らして…いやむしろ、その罪悪感もスパイスに変えて!
美味しく食べて、エネルギーを蓄えて!!寒い冬を乗り越えましょう~!!!

▲現実は時に無慈悲ですが、最近のAIは時に人の心に寄り添う
慈悲深いツールとして活用できますよね…今回もありがとうございました♡
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