近年、映像生成AIの進化がすさまじい勢いで進んでいます。
その中でも話題を集めているのが、OpenAIの最新映像生成モデル「Sora2」。
テキストを入力するだけで、まるで映画のようなリアル映像を生成してくれるAIです。
そんなSora2を使って今回挑戦したのは——
「犬のインタビュー動画を作る」というちょっとユニークな試み。
今回は可愛いトイプードルの写真を使い、まるでインタビューを受けているように“喋る”動画をSora2で作ってみました。

(画像はOpenAI公式サイトをキャプチャーしています)
Sora2とは?:映画級の映像をAIが生み出す最先端モデル
Sora2は、OpenAIが開発した次世代の映像生成AIモデル。
テキストや画像を入力すると、AIがカメラワーク・照明・質感まで理解して数秒の動画を自動生成してくれます。
従来のAI動画では難しかった
- 被写体の自然な動き
- リアルな陰影と毛並み
- シネマ風の構図
が、Sora2では圧倒的に滑らか。
まるで撮影したかのようなクオリティで、
SNSや広告映像にもそのまま使えるレベルです。

OpenAIが開発した、最先端の技術が詰め込まれてるAI!それがSora2なも!
実際に作ってみた:インタビュー風動画
試したのはこちらのコンセプト
テーマ: 犬がインタビューを受けるように“喋る”動画
シーン: ソファに座った犬の前に、人の手がマイクを差し出す
セリフ: 「こんにちは!今日は“わん寿”についてお話しします!」
そして使用したSora2のプロンプトはこちら
A cute toy poodle sitting on a beige sofa, being interviewed about a dog food brand called "Wanju".
A human hand holding a small silver microphone is extended toward the dog from the side of the frame.
The dog looks at the microphone and slightly moves its mouth as if speaking.
Add clear Japanese subtitles at the bottom of the frame that read: 「こんにちは!今日は“わん寿”についてお話しします!」
Warm soft cinematic lighting, cozy home atmosphere, shallow depth of field, 4K realistic fur texture, camera slowly zooming in, cinematic interview-style video.
生成結果:まさかの“日本語で喋った”!
驚いたのは、生成結果。
なんとSora2が 日本語の音声で「わん寿のご飯はどうですか?」 と喋ったのです!
英語音声しか対応していないと思われていたSora2で、
まさかの日本語ボイス再生。
声はやや機械的ながら、イントネーションは自然で、
まるで「犬が本当に喋っている」ような映像になりました。
更に、別のバージョンでのインタビューも!

凄いなも!トイプードルちゃんが喋ったなも!
課題も:途中で音声が途切れた&口が動かない問題
ただし、完璧ではありません。
音声が「毎日のごはんが楽しみになっ…」のあたりでぶつ切りになったり、
生成の過程で犬の口が動かない事もありました。
これはSora2が日本語音声を処理しきれず、
途中で生成をカットしてしまった可能性が高いです。

課題はあるけど、これらがプロンプト一つで出来るのは凄すぎるなも!
改善策:自然に喋らせるためのコツ
試行を重ねた結果、以下の工夫で改善できました。
① セリフを短く区切る
長文では途中で止まることがあるため、
「こんにちは!」「わん寿がだいすき!」「毎日のごはんが楽しみなんです!」
のように、1〜2秒程度の文ごとに別クリップで生成するのがおすすめ。
② 口パクを促すフレーズを加える
プロンプトに
“moves its mouth naturally as if speaking in Japanese”
これを入れると口元の動きが出やすくなります。
③ 音声を後付けする
Sora2の音声を削除して、
VOICEVOXやElevenLabs(日本語対応)で作った音声を重ねる方法。
映像はSora2のままで、自然な日本語ナレーションを実現できます。
まとめ:Sora2は“喋る映像AI”の新時代へ
今回の実験で分かったこと
✅ 日本語字幕付きでリアルな犬映像が作れる
✅ 条件によっては日本語音声も再生される
✅ プロンプト調整で口パクや自然な動作も制御可能
つまり、Sora2はもう“海外AI”ではなく、
日本語でもリアルなストーリー動画を作れる次世代ツールになりつつあります。
「犬が喋るCM」「ペットのインタビュー」「日常会話風ショート動画」など、
クリエイター次第で無限の表現が可能です!
つまり、日本語で喋らせることは「可能」です。
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さてさて、ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!Sora2が凄すぎて驚きの連続なも!
また、面白い企画をやるからぜひみてほしいなも!
それから、Sora2のブラウザ版がついに登場したも!早速シンナモが使い心地を調べてきたから、みんなにもみてほしいも~!



