OpenAIが発表した ChatGPTの新機能「Pulse(パルス)」 がSNS等で話題になっています。名前だけ聞くと「何それ?」ってなる人も多いと思うので、本記事ではカジュアルに、わかりやすく整理してみようと思います。
(本機能はProユーザー限定の機能になります。「Pulse」を利用するには専用の有料プランに加入する必要がある点にご注意ください。)

(画面はOpenAI公式サイトをキャプチャーしています)
Pulseはどんな機能?
一言でいうと、ChatGPTが毎朝あなたに「今日のまとめ」を届けてくれる機能です。
これまでのChatGPTは「こちらが質問して、答えを返してくれる」ツールでしたよね。Pulseはその逆で、ChatGPTが能動的に調べて「これ今日役立つかも!」という情報をカード形式で表示してくれるんです。
たとえば:
- ニュースの要点
- 今日の予定のリマインド(カレンダーと連携した場合)
- 気になる話題のまとめ
- 過去の会話を踏まえたおすすめ情報
まるで「パーソナルアシスタントが朝にブリーフィングしてくれる」感じです。

これまで「待つことが基本」だったAIがいよいよ自分から動き始めるようになります!AIのステージがまた一歩、前進したように感じますね!
Pulseの仕組みと特徴
- 1日1回の更新:夜の間にバックグラウンドで調査され、翌朝に表示されます。
- カード形式で表示:無限スクロール型ではなく、決まった数の情報カードが出て「今日の分はこれで終わり」となる仕組み。ダラダラ見すぎない為の工夫ですね。
- モバイル専用(今のところ):iOSやAndroidのアプリで使えます。WebやPC版はまだ未対応。
- Proユーザー限定プレビュー:現状は有料のProプランでテスト提供中。
- メモリ機能必須:Pulseは「ユーザーの好みや過去の会話」を元にするので、メモリ機能をオンにしておく必要があります。
- アプリ連携も可能:GoogleカレンダーやGmailとつなげると、会議予定やメール要約もまとめてくれる(ただしオプトイン=自分で許可しないと使われません)。
どうやって見るの?
やり方は簡単です。左にあるサイドバーを開き、「おすすめ」項目をタップするだけ!
これだけで、毎朝自分だけの専用トピックやニュースが見れちゃいます!
なんでPulseが登場したの?
OpenAIが目指しているのは、ChatGPTを「ただのQ&Aボット」から「本物のアシスタント」へ進化させること。その一歩目がPulseです。
ユーザーに「何を聞けばいいかわからない」と思わせるのではなく、AIの方から「これ役立つかも?」と提案してくれる。これって意外と便利で、「朝イチで必要なことをパッと把握できる」未来に近づいているんですよね。

OpenAICEOのサム・アルトマン氏もこの理念を掲げており、今回の「Pulse」は開発段階でも、特にお気に入りの機能だったようです。
「人間のアシスタントとしてのAI」ChatGPTがどんな風に進化していくか、今から筆者も楽しみです!
将来的に全ユーザーが使える?
現時点ではPro限定ですが、OpenAIは「将来的にPlusユーザー、さらには無料ユーザーにも広げたい」と言っています。つまり、いずれは誰でも使えるようになる可能性大。
ただし課題もあります:
- 毎日バックグラウンドで調査するのでサーバーコストが高い
- メールや予定を扱う以上、プライバシーやセキュリティの課題がある
- ユーザーごとに「ちょうどいい情報」を見極めるチューニングが必要
これらがクリアされれば、全ユーザー展開は時間の問題だと思います。
まとめ
ChatGPT Pulseは、
- 毎朝のパーソナルニュースレターみたいな機能
- モバイル限定、Proプランで先行提供中
- 将来的には無料ユーザーまで広がる可能性アリ
という感じです。AIが「待たずに動く」スタイルってちょっとワクワクしますよね。
「朝起きてコーヒー飲みながらPulseを見る」なんて事が新しいルーティンになるかも。今後どんな形で広がっていくのか楽しみです!
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