近年、スマートグラスが「次世代のウェアラブルデバイス」として注目されているのご存知でしょうか?
中でもMeta(旧Facebook)は、ARやAI技術を活用した新しい形のサングラスを次々と発表し、話題を集めているんです。今回は、Metaが新たに発表した最新のAIサングラスについて、その概要や機能、そして価格や発売情報を整理して紹介します。
そもそもスマートグラスって何?
スマートグラスとは、見た目は通常のメガネやサングラスに近いデバイスですが、カメラやディスプレイ、マイク、スピーカーなどを内蔵し、情報表示や撮影、音声操作などができるウェアラブル機器です。スマートフォンのようにアプリやネットワークと連携しながら、手を使わずに情報を取得したり、映像を記録したりできるのが特徴です。
代表的な用途としては:
- ナビゲーション情報を視界に重ねて表示
- 翻訳や字幕のリアルタイム表示
- 写真や動画のハンズフリー撮影
- 通話や音楽の操作
などが挙げられます。今回Metaが発表した製品は、これらをさらにAIと組み合わせることで、より自然で直感的な体験を目指しています。

ハンズフリー通話等はワイヤレスイヤホンの普及などにより一般化してきたイメージですが、それが映像記録や情報のリアルタイム表示が可能になるとは…映画で見るような近未来の到来を感じます。
新たに進化したAI×スマートグラスの融合
Metaは「Meta Connect 2025」において、複数のスマートグラスを発表しました。中でも注目されているのが、レンズ内にディスプレイを搭載し、AIを活用した操作・表示が可能な Ray‑Ban Display です。また、既存モデルの改良版やスポーツ向けの新モデルも登場し、ラインナップが広がっています。

日本ではあまり馴染みがありませんが、米国等を中心に少しずつ普及しはじめているようです。近い将来、日本でもトレンドになるかもしれませんね。
商品の紹介と機能
※本記事で紹介する商品はプレスリリースのため製品版との仕様が異なる場合があります。最新情報は公式サイトよりご確認ください。Msta公式サイト:https://www.meta.com/ja-jp/blog/connect-2025-day-one-keynote-ai-glasses-ray-ban-display-neural-band-metaverse-news/
1. Ray‑Ban Display
- 特徴: レンズにディスプレイを内蔵。メッセージ、翻訳、地図ナビなどを視界に直接表示可能。
- 操作方法: 手首に装着する「Neural Band」により、筋電信号を使ったジェスチャー操作が可能。
- 主なスペック:
- ディスプレイ解像度: 600×600、明るさ最大5000ニト、リフレッシュレート90Hz
- カメラ: 12MP、3倍ズーム対応
- 音声: 6マイクアレイ+オープンイヤースピーカー
- バッテリー: 混合使用で約6時間、充電ケースで最大30時間
- 重量: 約69g
- レンズ: Transitions®レンズを標準搭載

(画像はMeta公式サイトをキャプチャーしています)
2. Ray‑Ban Meta(Gen 2)
- 改良版モデル。カメラ画質向上、バッテリー寿命延長、翻訳機能対応言語拡大など。
- 価格が比較的手頃で、普段使いに最適。

(画像はMeta公式サイトをキャプチャーしています)
3. Oakley Meta Vanguard
- スポーツやアウトドア用途に特化。
- Garmin連携や耐水性などを備え、ロードバイクなどのアクティビティに適した設計。

(画像はMeta公式サイトをキャプチャーしています)
メリットとデメリット
メリット:
- 視界内に情報を直接表示することで、スマホを取り出す必要がなく、効率的に情報取得が可能。
- Neural Bandによる自然な操作体験。
- 翻訳や字幕表示機能により、コミュニケーションやアクセシビリティの可能性を拡大。
デメリット/懸念:
- バッテリー駆動時間は6時間と限定的。(Ray‑Ban MetaとOakley Metaは8時間)
- 価格が高め(Ray‑Ban Displayは799ドルと特に高額)
- デモでは接続不安定などの課題も報告されている
- プライバシー問題(録画・録音の際周囲にどう伝える?等)
価格と発売情報
- Ray‑Ban Display: US$799(グラス+Neural Band)。2025年9月30日から米国で発売。その後、カナダ、フランス、イタリア、英国でも展開予定。
- Ray‑Ban Meta(Gen 2): US$379から。すでに複数の国で注文可能。
- Oakley Meta Vanguard: US$499。2025年10月21日から米国・カナダで発売予定。
※日本での発売については現時点で公式な発表はなく、今後の動向が注目されます。
まとめ
Metaが発表した最新のAIサングラスは、ディスプレイ内蔵モデルからスポーツ向けまで幅広く展開され、今後の市場に大きなインパクトを与えそうです。特にRay‑Ban Displayは「情報を目の前に表示する」体験を一般ユーザーに届ける画期的な一歩といえます。一方で、価格やバッテリー、プライバシーなどの課題も存在し、普及にはまだ壁があるのも事実。日本での展開がどうなるのか、引き続き注目したいところです。
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ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。Meta新発表のAIスマートグラス。未来の世界の出来事のようで、筆者はとてもワクワクしました!皆様はいかがだったでしょうか?
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