「AI、気になるけど課金まではちょっと…」
「無料版だけで、どこまでできるのか知りたい!」
そんな“無料ユーザー”のために、
- ChatGPT
- Google Gemini
- Grok
の3つを中心に、「お金をかけずにどこまで使い倒せるか」をギュッとまとめたのがこの記事です。
さらに今は、
- NanoBanana Pro の無料枠が「1日3回 → 2回」に
- Sora2 の無料動画生成が「1日30本 → 6本」に
…と、AIの無料枠がどんどん厳しくなっている時代でもあります。
だからこそ、
・ChatGPT/Gemini/Grokの無料版は何ができるのか
・どこに“落とし穴”や回数制限があるのか
・どう役割分担させれば、一番お得に使えるのか
を知っているかどうかで、AIの“使い勝手”がかなり変わってきます。
この記事では、
- 各サービスの無料版で「できること/できないこと」
- 最近の無料枠カット事情(NanoBanana Pro・Sora2 など)
- 無料ユーザー向けのおすすめルーティン&使い分け
まで、お得情報を詰め合わせで紹介していきます。
「まずは無料で賢く試したい!」
「課金するのは、そのあと考えたい!」
という方は、ぜひ最後まで読んで、
自分に合った“無料AIの組み合わせ”を見つけてみてください。

(画像はOpenAI公式サイトをキャプチャーしています)
今どんな状況?AI無料枠がじわじわ削られている話
ここ1~2ヶ月で、主要な生成AIの「無料で使える回数」が立て続けに絞られました。
- NanoBanana Pro(画像生成)(ご利用の際はリンク先から画像の作成をお選びください)
- 以前:無料ユーザーは 1日3枚 まで画像生成OK
- 現在:無料ユーザーの回数制限は不明
- 当アカウントでは、2回でした。
- Sora2(動画生成)
- リリース初期:無料で 1日30本 まで動画生成できた
- 現在:無料ユーザーは 1日6本 までに大幅カット
- Gemini 3 Pro(思考モードでのGemini3)
- 登場当初:無料ユーザーは「1日5プロンプト」と明記
- 現在:表記が「Basic access(基本アクセス)」に変わり、
- 具体的な回数は非公開
- 混雑状況で動的に変わる“ふわっとした制限”になった
- 当アカウントでは、7回でした。
ざっくりいうと、
GPU をバリバリ使う
「画像生成」「動画生成」「高性能推論モデル」ほど、
無料枠が真っ先に削られていってる
という流れです。

無料ユーザーにとっては厳しい状況なも…

高性能なAIはその分コストも凄いなもね…
その一方で、テキスト中心のチャットAIはまだ比較的ゆるい状態が続いています。
- ChatGPT 無料版:最新世代の GPT-5.1 を、一定回数まで利用可能
- Gemini 無料版:検索+要約+画像ラフなど、日常使いなら十分
- Grok 無料版:X上のトレンドを追いかける用途なら実用レベル
この記事では、とくに
ChatGPT / Gemini / Grok の「テキストAI 3本柱」を
無料でどう“役割分担”させるか
にフォーカスしていきます。
ChatGPT(無料):基本は GPT-5.1、使いすぎると mini に切り替わる
まずはみなさんおなじみの ChatGPT から。

(画像はOpenAI公式サイトをキャプチャーしています)
無料版のざっくり仕様
2025年12月時点の無料版 ChatGPT は、
- 基本モデル:GPT-5.1
- ただし
- 5時間ごとに使えるメッセージ数に上限があり、
- それを超えると自動的に軽量な「mini版」へ切り替わる
という二段構えになっています。
つまり、
ふつうに使っている間は GPT-5.1
たくさんやり取りすると、あるタイミングで mini に落ちる
というイメージでOKです。
「最近ちょっとキレが弱くなった?」と感じたら、だいたいこの制限に当たっている可能性大です。

ChatGPTは比較的に見て制限が緩いなも!

制限が来ると画面下部に通知が来るから、気にしてみてなも!
無料ChatGPTでどこまでできる?
無料でも、こんなことは余裕でこなせます。
- ブログ記事・コラムの構成づくり
- 本文のたたき台作成
- 日本語文章のリライト・言い回し調整
- メール・資料・台本などのテンプレ化
- かんたんなコードのサンプル・エラー解説
実用プロンプト例
- 「上司にメールを送るんだけど、一緒に考えて。」
- 「この文章を、ですます調でカジュアルに直して。読みやすさ優先で、文を短めに分けてください。」
- 「この箇条書きを、ブログ記事の導入文っぽく自然な文章にして。」
「文章をしっかり整える係」は、無料ChatGPTにほぼ丸投げで大丈夫です。
Google Gemini(無料):調査と“Google連携”が強い相棒
次はGoogle側の主力、Gemini。
スマホなら Gemini アプリ、PCならブラウザや Chrome の AI モードなどから無料で使えます。

(画像はGoogleよりJapan Blog公式サイトをキャプチャーしています)
無料Geminiの強み
無料プランでも、だいたいこんなことができます。
- Web検索とセットでの調査・要約
- 日本語ニュースや公式情報をまとめて整理
- Googleサービスとの連携
- Gmail やドキュメントの内容を要約(権限付与が必要)
- 画像生成の“ラフ出し”
- ブログサムネの構図案
- キャラ立ち絵のざっくりイメージ
NanoBanana Proは「文字めちゃ強い画像AI」しかも無料でお試しOK
Nano Banana Proは、とにかく“文字入り画像に強い”やつです。
メニュー表とかポスターとか、インフォグラフィックみたいに文字と図がごちゃっと詰まった画像でも、かなりちゃんと読めるクオリティで出してくれます。「テキスト入りの画像はAIだと崩れがち…」ってイメージをだいぶひっくり返してくれるタイプですね。

(画像はGoogle公式ホームページをキャプチャーしています)
使い方もむずかしくなくて、Geminiアプリで「Thinking」モデルを選んで(ブラウザでは思考モード)、画像生成モードに切り替えるだけで Nano Banana Pro が使えます。しかも無料でお試しできるので、「どれくらい文字きれいに出るの?」って軽く触ってみるだけでも価値アリです。
機能面もけっこうガチで、
- 最大14枚まで画像をまとめて扱えたり
- カメラアングル、ピント、明るさ、色味 みたいなパラメータを細かくいじれたり
して、ちょっとした写真編集ソフトみたいな感覚で調整できます。最大4K解像度にも対応しているので、印刷用の素材づくりにも十分耐えられるレベルです。
それから、生成した画像には「これはAIで作られましたよ」という情報を埋め込む仕組みも入っています。あとからチェックしたときに「これAI画像だっけ?」が分かりやすくなるので、仕事で使う人にも優しい設計ですね。
無料で回せる回数自体は前よりシビアになってきていますが、
「ここぞという1〜2枚を高品質に仕上げたい」とか
「文字入りサムネやメニュー画像をAIに任せたい」
という人は、Nano Banana Pro を無料枠の中にしっかり組み込んでおくとかなりおいしいと思います。
なので無料ユーザーとしては、
テキスト&検索まわり → Gemini
Nanobanana Proでガチ画像作り → 回数を決めて無駄なく使う
という感じで使うのがおすすめです。

Google GeminはGoogleとの連携能力がウリなも!

Geminiは無料版でも、結構色々出来ちゃうなも!中でも、Nanobanana Proの画像生成はダントツの性能なも!
Grok(無料):Xの“タイムライン担当”AI
3本目は、イーロン・マスク率いる xAI の Grok。
これはある意味、
「X(旧Twitter)の中に住んでいるAI」
と考えるのがわかりやすいかも。

(画像はxAI公式サイトをキャプチャーしています)
Grokのいいところ
- Xアカウントさえあれば気軽に使い始められる
- Xアプリ内のタブからそのままアクセスできる
- 公開ポストを検索・要約できる「Xならでは」の強み
とくに大きいのが、
X内のポストをリアルタイムで検索できる
というポイントです。
キーワードやハッシュタグを指定して、
- 「最近 #○○ でポストされている内容を3パターンに分類して」
- 「この1週間で日本語圏で話題になった『○○』の空気感を教えて」
- 「○○ってキーワードを含むポストを探して」
みたいなことを頼めるのは、ChatGPT や Gemini にはない強みです。
無料版にももちろん制限はありますが、
- テキストプロンプトは「数時間あたり 数十問前後」
- 画像系は「1日数枚」レベル
といった報告が多く、タイムラインの“読み解き”用途なら十分という印象です。
Grokの“おいしい使い方”
- バズっているネタの背景を聞く
- 「このポストが話題になっている理由を、日本語で初心者向けに説明して」
- ポストの意味・ノリを翻訳してもらう
- スラングやミームを含む英語ポストを「日本のオタク向けに意訳して」など
- 自分のポスト文案を作ってもらう
- 「この記事を紹介するXポストを、140文字以内で3パターン作って」
ChatGPT や Gemini が 「汎用AIアシスタント」 だとしたら、Grok は
「Xの空気を読みながら、一緒にタイムラインを眺めてくれるAI」
って感じで使うと、一番おいしいところを無料で楽しめちゃいます。

Xの事なら、Grokにお任せなも!

X以外にもiosユーザーさん限定でAIコンパニオン機能を楽しむことが出来るなも!必要なアプリはこちらから
3サービスを無料で“役割分担”させるとこうなる
ここまでをまとめると、無料ユーザー的にはこんな分担が現実的です。
- 文章まわり全部 → ChatGPT(無料)
- 構成づくり
- 本文たたき台
- リライト・校正
- 調査・検索・Google連携 → Gemini(無料)
- 最新情報の調べ物
- ニュースの要約
- GoogleドキュメントやGmailの整理
- Xまわりのネタ・トレンド → Grok(無料)
- バズってる話題の背景理解
- X向けポスト文案
- ポストの意味・ノリの翻訳
画像・動画については、
- NanoBanana Pro
- 無料:画像 2枚/日前後
- 重い作業はすぐ上限に当たるので「本命の1~2枚だけ」に絞る
- Sora2
- 無料:動画 6本/日
- 30本撃ちまくれた時代は終了。短いクリップや実験用に限定して使う
という感じで、「テキスト3本柱+メディア系はおまけ」と考えた方が、無料枠を有効活用できます。
「そろそろ課金してもいいかも?」なタイミング
この記事のテーマはあくまで「無料」ですが、現実問題として、
- 毎日かなりの量を処理したい
- 仕事で使うので、上限に当たると困る
- 画像・動画をヘビーに回したい
という人は、どこかのタイミングで
- ChatGPT Plus / Pro
- Google AIの有料プラン(Gemini 3 Pro をガッツリ使う)
あたりを1ヶ月だけ試してみるのもアリです。
ただし、最初から全部に課金する必要はまったくなし。
まずは
「ChatGPT+Gemini+Grokの無料コンビ」で
自分の作業がどこまで変わるか試す↓
「ここだけはどうしても足りない…」という部分が見えたら
そこだけ月数千円で補強する
この順番でやっていくと、お財布にも優しくて失敗しにくいです。
まとめ:無料でも“戦い方”次第でまだまだ強い
- NanoBanana Pro や Sora2 など、画像・動画系は無料枠がガチで絞られた
- 一方で
- ChatGPT(GPT-5.1+mini切り替え)
- Google Gemini(Basic access)
- Grok(X連携AI)
といったテキスト中心の3サービスは、まだ無料でも十分に戦える状態です。
- それぞれの得意分野を意識して、
- 文章 → ChatGPT
- 調査 → Gemini
- Xトレンド → Grok
と役割分担させると、無料でもかなりのことができます。
「AIはお金を払わないと使いものにならない」と思っている人にこそ、
無料でもここまでできる!
ただし“使い方”はちょっと工夫しようね
というメッセージで届いてくれると嬉しいです。
合わせて読みたい

ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!この記事が無料ユーザーさんのお役に立てたら嬉しいなも!

下記記事では今冬AIで一番刺さったAIをシンナモ達が大調査したなも!各AIの個性もまとめてあるから、これを読めばどれが自分に向いてるか丸わかりなも!是非チェックしてなも~!



